彼は何を滑るのか【追記あり】
【追記】岩尾哲大 Tetsuhiro IWAO@iwaotetsuhiro #ネーサン・チェン 選手初練習は終始マスクを付けながらの軽めの内容。チェコのブレジナ選手と2人で滑り、談笑する場面も。1月の全米と同様、SP「ラ・ボエーム」、フリー「ロケットマン」をかけてジャンプは跳ばず流れを確認。本番もこの曲で… https://t.co/kn6A9taFid2022年01月29日 17:00承知いたしました。ご武運を祈ります【追記終わり】またしても繰り言でございます。わたしは先日、自分にとっての男子シングルベストプログラムは、パトリック・チャンのショパン・メドレーだと書きました。実はもうひとつ、ほぼベストに近いプログラムがあります。それは髙橋大輔の、ブルース・フォー・クルック。初めて見たのは、ジャパンオープンだったと思います。ジャンプはボロボロで、得点も130点くらいだったかな、キスクラで笑い転げてましたが、確かに笑うしかない、てくらいの点数でした。でもわたしはテレビの前でひとり衝撃を受けていました。カッコいい!カッコいい!カッコいい!!!!ジャンプは散々だったにもかかわらず、他選手とは全く別次元の、超大人な魅惑の世界に引き込まれてしまったのです。(なぜ「ほぼ」ベストかというと、パトリックはスピンの名手でもありまして、大ちゃんの方は・・・以下自粛)これらのプログラムが、長らく私的二大偏愛プログラムとして君臨してきたわけですが、今シーズンとうとう、そこにもう一つ加わりそうなプログラムを発見したのです。それは、もちろん、ネイサンのモーツァルト・セレクション。確かにスケアメではいくつも回転が抜けてネイサンとしては低い点数にとどまりました。でも、そんなこと全然気にならない!!前半のゆっくりしたテンポから徐々にテンポアップする中で、どんどん繋ぎが濃くなり動きも激しくなって、それとともにこちらもうわーーっと体中の熱が上がって。彼は、音楽に関係ない余計な動きはしないし、無駄足も一切踏まない。重要な拍は足でとりつつ、モーツァルトならではの繊細なニュアンス・・・メロディーは淡々としているようでも和音の移り変わりで一瞬明るくなったり、すぐに元に戻ったりして音楽に陰影を与えている部分も、ネイサンは腕や上半身の動きであったり、表情などでちゃんと表現しようとしている。それが4回転に向かう前であっても。少なくともわたしにはそう感じられて、飽きることなく何度も何度も見て、ここにも思いの丈を書きなぐりました。(余談ですが、のちにタブレットで映像を見たときは、そこまでの感銘は受けませんでした。大きな画質の良い画面で見ないといけないかも)そして、進化したモーツァルトを見れると信じてGPFを待ち焦がれていたのです。でも、GPFはにっくきオミクロンのせいで中止しかたない、しかたない・・・・1か月後には全米がある。1カ月なんてすぐ来るわ。と気を取り直して待ち続けていたところに衝撃のニュースが全米では、過去プロのラボエームとロケットマンをやる、だと???ええええええ!!!!と体中の力が抜けかかったところに、追い打ちをかけるように更なる情報が。Nathan Chen likely to skate 2019-20 programs at 2022 U.S. Championships - OlympicTalk | NBC Sports「コネクションが、ね。プログラムを滑るたびに、なんかちょっと違うな、って。将来的にはしっくりくるのかもしれないけど、でももっとコネクションを感じるプログラムが他にあるからね。(“Just the connection,” Chen said of the reason for changing. “Every time you get to perform a program, you know whether or not it makes sense, feels right. The programs felt a little off. That’s not to say it might not feel off in the future, but there are other programs I feel more connected to.)」【超訳です】はあああああ???そんなああああコネクションを感じないだと?しっくりこないだと?映像を通してとはいえ、私の眼にはモーツァルトとネイサンの間に確かに見えたあのぶっといコネクションは、ただの白昼夢だったのでしょうか?このプログラムが好きすぎるあまり、私が独りよがりに妄想していただけだったのでしょうか?いや、そんなことは・・・・だって、タラママだって言ってたじゃん!夜も眠れないくらい、このプログラムにとりつかれている、とかなんとか?タラママは最高の芸術家ですぞ!!もちろん、滑るのはネイサンです。彼が一番滑りやすいプログラムにするべきです。まだ、オリンピックで何を滑るか明言はしてないようだけど、全米と違うプログラムを滑るなんていうギャンブルはしないと思う。でも~でも~あきらめきれない。公式練習が始まったら判明するだろうから、その前に。着てはもらえぬセーターを寒さ堪えて編んでる気分で(古!)この繰り言を未練がましく書き連ねております。せ、せめてワールドではモーツァルトやってくれませんかね!