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マイク・ワゾウスキーと謎のプリンス(ガチ)

頑張りすぎると続かないので適当に書きまーす

※この記事はネタバレを含む可能性があるので、これから観たい人、DVD待つ人、好き勝手な感想を聞きたくない人はご注意ください。
※長文注意



3月9日、イオンにやって来た私たち。
映画を観よう!ってことになって、ふみかが「時間のやつ観たい!」って言ったんですよ。おそらく"TIME"のことだと思うんですよ。しかしわたし、ものすごくうるs(ryの時も書きましたが「TIMEはDVDでいっかな~(`∀´)ヘッ」なんぞと思っておりまして(こういう考え方ヽ(`Д´)ノイクナイ!!)。
純真無垢な(というかあんまりよくわかっていない)ふみかちゃんを丸め込んで「ヒューゴなんてどう^^?」と提案。18:15からの上映で、観た後解散すれば時間的にもいい感じだったので"ヒューゴの不思議な発明"を観ることになったんですね。
マイク・ワゾウスキーと謎のプリンス(ガチ)


本当は戦火の馬が見たかったんですけど、相方ちゃんが「戦争系は嫌><」と申したので却下。

ヒューゴの不思議な発明は、度々映画予告で見てて「どんな映画なんだろう」って思ってました。
だいたい、予告見てるだけでも、【お宝を見つける・謎を解明する・悪者を退治する・元の世界に戻る・事件解決・犯人を見つける】のが着地点だろうなーってなんとなくわかるじゃないですか。
この映画はどうなるのかが見えにくかった。そこが逆に面白いかなーって思ったんです。

以下冒頭あらすじ
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舞台は1930年代のパリ、リヨン駅。父を火事で亡くし孤児になったヒューゴは、住み込みで(この表現適切かどうか微妙w「時計台に住んでる・時計台しか住むところがない」と言った方がいいかも)、駅の時計台の手入れをしているおじさんの手伝いをすることに。その後のんだくれのおじさんはどっかに行っちゃって、ヒューゴは一人でこの仕事をこなしてました。
そんなヒューゴの夢は、生前のお父さんと修理してた壊れた機械人形を直すこと。機械人形は万年筆を持ってて、修理したらきっと何か書くはず。ヒューゴは「直ったらお父さん方のメッセージが書かれるのではないか」と期待して修理するのにガチモード。お父さんが書いていた『機械人形修理ノート』なるものを大事に持って、今日も修理に明け暮れるわけです。
ほいで、修理するための部品を集めるために、駅構内のおもちゃ屋さんで部品のコソ泥行為を働いていたわけですね。そのおもちゃ屋さんの店長さん:ジョルジュ・メリエス(ベン・キングスレー)にとっつかまって今まで集めた部品+機械人形修理ノートを没収されるところからお話が始まるわけなんですな。
機械人形修理ノートを見た店長さんはすごい動揺してまして、「誰が書いたんだ、言え!!」黙ってると「鉄道公安官を呼ばれたいのか!!」てな調子。
口は割らないけどノートは返してほしいヒューゴは店長さんの自宅までついていくんです。そしてそこでイザベルという女の子に会います。イザベルも両親を亡くしていて、おもちゃ屋さんの店長さん夫婦に育ててもらっていました。(夫婦のことをパパジョルジュ/ママジャンヌって呼んでたの可愛かった^^)イザベルは機械人形のに合致するハート型の鍵を持っていて、いよいよ機械人形の修理、機械人形が羊皮紙に描いた絵と名前の謎を探るわけです。
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感想は、映画全体の感想としては3Dが綺麗だった、3Dがすごく効果的だった。ですかね。
一番最初、パリのリヨン駅に向かってカメラが移動するんですが雪が舞ってるんです。その映像はすごくすごく綺麗。さらに駅構内の人々もあれこれが映されてて、その世界観もすごくリアル(本物見たことないけど)。時計台に住んでるヒューゴが時計台の中をぐるぐる移動する様もすごくわくわくします(すべり台とかあるんだもん!)。
ヒューゴも目がすごく綺麗で、美形の男の子でした。眼力ボーイ。
イザベル役の女の子は誰かに似てるような懐かしい面影のあるレトロっぽい女の子でした。(この子がキック・アスのヒット・ガールだと知るのはパンフレットを読んでからww)


でもストーリーとかに焦点を当てるとちょっと評価は低いです。
恥ずかしながら読んではいないんですけど、この映画はユゴーの不思議な発明という本を原作にしております。本を原作にしているということで監督を責めてもしょうがないのですが、ちょいちょいツッコミどころが満載でして。


まず、パパジョルジュに機械人形修理ノートを燃やされて(というか、「ノート返して!」って言ったら燃えカス渡された。)落ち込むヒューゴにイザベルが、「わたし見張ってたけど燃やしてないわよ、男らしくまた真正面から頼み込むのはどう?」って言い出すわけです。
そこで頼み込むと、パパジョルジュが「このおもちゃを直してみろ」って、前日壊れたネズミのおもちゃを渡すわけです。するとヒューゴが見事な手つきで修理して「お前には才能がある…。今まで盗んだ分、働いてもらうぞ。ノートを返すのはそれからだ。」となり、「仕事があるから隙間時間なら来れるよ!」ってなるわけなんですが、ちょっとストォォオオオップ!!!!
ヒューゴ、なんでネズミのおもちゃ直せるんだ?とわたしは思ってしまいましてね。
いくらお父さんと一緒に機械人形を直してたといいましてもメインはお父さんだったわけですよ。ノート書いたのもお父さんだし。それにヒューゴは、飲んだくれのおじさんに教わってマニュアル的に時計台のメンテナンスを覚えたんじゃないの?時計とおもちゃって仕組みが同じなの?そこらへんよくわかんないんですけど、ヒューゴの職人設定は一体どっからやってきたんだろう。っていうね。

他にもいろいろあるんです。
悪夢の意味もよく分からなかったし、(ハートの鍵を線路で見つけて列車に轢かれそうになるっていうのはデジャブ効果だと思う(←この部分の映像は大迫力で凄かったよん◇)けど、その次の自分が機械人形になって時計台の一部になっちゃうところは?ヒューゴはイザベルに、「自分もこの社会の一部なんだ、無駄な人間じゃないんだお」みたいなことを言うんですけど時計台の一部になっちゃうのが悪夢ってことは本当は嫌なの??(確かに物理的に時計台の一部になるのは嫌だけどもww)ん???みたいな。馬鹿なこと言ってたらごめんなさい。)


あと、一番最後らへんで、鉄道公安員に捕まった時に「謎を知りたいんだよ!なぜ父さんが僕を残して死んだのか……。果たしたいんだ、僕の…役目を!」みたなことを泣きそうな顔で言うんですけど、いやいや火事で亡くなったんだよ。って感じじゃないですか。別に自殺したわけじゃないし、秘密の謎を握って暗殺されたわけでもないし、機械人形が火事の出火元を羊皮紙に書いたわけでもないんですよ。

しかもそれ言ってるとき、もうパパジョルジュの暴露過去話を聞いたあとなんです。つまりその機械人形はもともとパパジョルジュが作ったもので、描かれた絵もパパジョルジュが作った映画(そしてお父さんが大好きだった映画)の一コマだったんだって分かった後なんです。
お父さんとの思い出の人形だって分かるけど、お父さんが僕を残してどうこうにはつながらないと思いますです。
しかもそんな厨二くさいことを言うより、ちゃんと論理的に説明したり暴れたりした方があの鉄道公務員には通じると思うんですよねー。ううむ、そんな感じ。わたし変なこと言ってたらごめんなさい。


そんなこんなで、映画終わった後2人して「なんか長かったねー」って感じでしたね。
なんだろう、冗長な部分が多かったのかしらん?
映画の着地点としては、戦前に映画監督として名を馳せていたパパジョルジュの名作たちを上演し、またかつての人気、やる気を取り戻してめでたしってな感じだったような気がします。

これ、まじひとり呑み芸人の椿鬼奴さんの『やっこのすりかえ』のごとく主役・テーマが途中ですり替えられた映画でしたね。それはそれでいいと思いますけど。ベン・キングスレーさん存在感ありまくりで、後半は完全に主人公でした。

↓やっこのすりかえ。
奴のすり替え


ぼろくそ言っちゃいましたが、映画自体は綺麗だったし、3D料金は高かったけどこの映画には効果的に働いていて、映画館で見て満足でした。
綺麗綺麗って、綺麗しか取り柄がないのかって思われるかもしれませんが、大事なことだと思いますお。
あと、ジョルジュ・メリエスが作ったとされる映画(チャップリンとかよりもずーっと前の映画)も映画創世記のわくわくが伝わってきてすごく良かったです。映画の歴史は全く知らないので本読んでるところとかは「へ~」って感じでしたが。

余談になりますが、鉄道公安員といい感じになるお花屋さん。見た瞬間、「レイチェル・ソランドだ!!!」って思いましたね。(シャッター・アイランド)

↓レイチェル・ソランド/お花屋さんのエイミー・モーティマーさん。特別好きなわけではないけど結構好きです(どっちだ)
エイミー・モーティマー



↓パンフです。600円。普通。でもやっぱり映像とか写真は綺麗。
マイク・ワゾウスキーと謎のプリンス(ガチ)





おーわり★