お久しぶりです。今年もお願いします!新年1発目は、レアルVSマンU以外のCL決勝トーナメント1回戦の勝ち抜け予想をしていきたいと考えております。CLはレベルが高い大会なので、予想通りに進む事はほとんどありませんが、観戦の際に参考になればいいなと思います。

☆セルティックVSユヴェントス

この試合はオッズが示す通り、ユーヴェが勝ち抜けるだろう。ユーヴェは久々のCLだが、組織力と安定感は16チーム2番か3番には入る。絶対的なストライカーが不在な事が気になるが、1月の移籍市場で誰かを獲得するだろう。

後方から中盤にかけては、全くテコ入れする必要が無い。手堅く2試合を戦えば、おのずと結果は見えてくるだろう。セルティックが勝ち抜く可能性は限りなく低い。

☆バレンシアVSパリ・サンジェルマン

潤沢な資金力を活かしてスター選手を買い漁ったパリ。個の力は申し分ないが、組織力の問題でグループ敗退が濃厚と考えていた。しかしまさかのグループ首位通過・・・。1回戦の相手も中堅のバレンシアと、クジ運に恵まれた感がある。

バレンシアも力のあるチームなので、大差がつく展開にはならないと予想している。僅差の戦いの中で、勝つのはバレンシアかパリか。何にせよイブラの爆発がカギを握っているのは間違いない。それでも、44億円をかけて獲得したルーカス、イブラ、メネズ、ラベッシ、パストーレを擁するパリが勝ち抜くと予想する。

☆シャフタールVSドルトムント

死のグループを首位で通過したドルトムントは、グループリーグでユーヴェとチェルシーを苦しめたシャフタールと対戦。レアルとも互角に渡り合ったドルトムントの力は本物と考えていい。

シャフタールはとにかく攻撃的で、チーム全員に非凡な攻撃力が備わっている。無得点で終わる可能性は低く、1回戦最大の打ち合いとなるかもしれない。

その中で注目したいのは、ドルトムントのCBコンビであるフンメルスとスボティッチ。シャフタールのウィリアン、ムヒタリアンといった個人技溢れる選手をどう抑えるのかに注目したい。

個人的にはシャフタールの攻撃力を、ドルトムントの組織力が上回ると予想する。なのでドルトムントが勝ち抜ける。

☆アーセナルVSバイエルン

1回戦屈指の好カードと言われているが、バイエルン勝利で間違いない。攻守共にバランスの取れている彼らに対し、調子に波があるアーセナルが勝つ術はない。

アーセナルは前半戦を終えても1トップの選手が定まらず、成熟度では歯が立たない。リベリやクロースといった強力なバイエルン攻撃陣をどう抑えるかにかかっている。

☆FCポルトVSマラガ

まさかの経営難に陥ったマラガだが、選手たちの奮闘で予想外の決勝T進出。それも首位通過だ。現在のマラガを支えているのはイスコとホアキン。オールドルーキーとも言われるホアキンは、往年の輝きを取り戻し、代表招集まで噂されている。

そして彼らをまとめ上げたペジェグリーニの手腕は見事だ。ポルトの戦いをこの目で見た訳ではないので何とも言えないが、今勢いのリーガ勢が優位と判断し、マラガ勝利と予想する。

☆ミランVSバルセロナ

バルサは間違いなく今大会でも優勝候補筆頭だ。バロンドール4連覇が目前に迫っているメッシや、イニエスタ、セスクを擁する彼らにミランが勝てるはずもない。ミランが勝つとすれば、耐えに耐え抜いてのカウンター攻撃しかない。

20歳でミランを支えるエル・シャーラウィの閃きに賭けるしかない。ミランは最終ラインの能力・組織力が乏しすぎる。メクセス、サバタ、アチェルビの3人はCBとして世界基準とは言い切れず、若い右SBのデ・シーリョにも不安が残る。

バルサが大差をつけて勝ってもおかしくない。

☆ガラタサライVSシャルケ

日本代表の内田が所属するシャルケは、同組のアーセナルを抑えてグループを首位で通過した。ガラタサライは準強豪といったレベルなので、シャルケが勝ち抜く可能性は高い。不安材料といえば、シャルケのステフェンス監督が解任された事か。

チームの大黒柱であるファルファンが気分屋なので、新監督が彼をコントロール出来るのかも重要なポイント。内田はスタメンが確約されていると信じたいが、監督の好みに合わない可能性もある。

シャルケの持ち味は堅い守備なので、集中力さえ切らさなければベスト8に進出出来ると信じている。

私の予想はこんな感じ。共通しているのは、どのチームも組織として完成しており、自分たちの時間を作り出せるという事だ。受け身になるチームは少なく、アクション型サッカーのチームが多い。その代表とも言うべきバルサが優勝候補なのは間違いない。どこかが止めてくれるのを期待している。

1回戦は2月12日から始まるので、お見逃しなく!