映画「アナウンサーたちの戦争」を

鑑賞しました。

 

太平洋戦争では、日本軍の戦いをもう一つの戦いが支えて

いました。ラジオ放送による「電波線」。

ナチスのプロパガンダ戦に倣い「声の力」で戦意高揚・

国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させたのです。

そしてそれを行ったのは、日本放送協会とその

アナウンサーたち。

この映画は、戦争中の彼らの活動を、事実を基に映像化して

放送と戦争の知られざる関わりを描いています。

 

国民にとって太平洋戦争はラジオの開戦ニュースで始まり、

玉音放送で終わっています。

 

奇しくも両方に関わったのが、天才と呼ばれた和田信賢(森田剛)と

新進気鋭の館野守男(高良健吾)。

 

 

あらすじ

 

「言葉には力がある。言葉で世界を変える。魔法」

 

愛宕山にある日本で初めて放送局の屋上にあるマイクの前。

 

町の戦火も街角でライブ放送中

銀座では、空襲警報が出たという設定で

演習(訓練)をしているところ。

 

それが、1936年現実のものとなります。

 

B29が、東京上空を飛びます。

夜間、人を守るため、放送局が「戦争の嘘」を

流します。

 

やがて、ラジオの声は兵器と呼ばれるように。

 

銀座の演習が終わります。

 

愛宕山の放送局の屋上で、放送の練習

 

1939年(昭和14)5月愛宕山の放送局が日比谷に

引っ越しすることに。

 

アナウンサーに入局した大島実枝子(橋本愛)と赤沼ツヤ(藤原さくら)

 

そこでは、テレビの画面に物を写す実験に成功し、盛り上がっている

人達の姿が。

 

画像A

参考元

 

 

 

二・二六事件で、「兵に次ぐ」の名放送で投降を勧告した中村茂

(遠山達也)、野球や相撲などの日本のスポーツの実況中継の

原型を作った松内則三(古館寛治)、戦前から全国的人気の

あった伝説の和田信賢、アナウンサーが戦争をあおる情熱的な

雄叫び調アナウンスになる川添照夫(中島歩)、開戦臨時

ニュースを読み一躍名をあげた若手の館野守男(高良健吾)、

偽ニュースで敵軍を攪乱する謀略放送に従事した今福祝(浜野謙太)、

和田の後輩である志村正順(大東駿介)、和田の先輩で

事務処理能力が高い米良忠麿(安田顕一)らと一緒に

働くことになった実枝子と赤沼。

 

和田は、オリンピック放送ができなかったことを

ぼやいています。

 

新人研修

関東大震災で正しい情報が伝えられなかったために

10万人死亡、両親を亡くした今福。

 

和田「虫眼鏡で調べて、望遠鏡でしゃべる」と一言

解説なし。

 

実枝子は、天気予報を読み上げます。

 

参考元 画像Aと同じ

 

告知稞から、2年前の日中戦争の招魂祭の放送を

和田に依頼しにきます。

 

死亡者は、和田に任せるという。

 

昼食をしに外出した実枝子と赤沼

途中、喫茶店で和田が涙を流す女性と会っているのを

見かけます。

 

職場のソファで寝転がる和田の鼻をつまんで

起こします。

 

夜8時、招魂祭が始まります。

 

ラジオ和田 暗闇

「今年の米のできはどうだろう。人出不足で

大変だろう。俺がいないからと母さん

嘆いてはいけない。お国のために

生きている。母さん元気を出してくれ。

兄さんの代わりに働いて母さんを

助けてくれ。母さん

俺は、いつまでも見守っているよ。」

と招魂祭の内容ではなく、亡くなった人からの

手紙を読み挙げたかのような放送をした

和田。

参考元 画像Aと同じ

 

皆は、ラジオをきいて騒然としています。

 

日独伊を締結、フランスは、インドシナへ。

情報統制内閣情報部 水本吉郎 電波戦

内閣情報

 

 

「生ぬるい読み方」と新人が叱られます。

 

「女の声いらないと内閣」と言い放ちます。

 

水本は情報局の第二部第三課長(放送担当課長)として

ラジオ放送の指導監督を行い、国家の宣伝機関としての役割を

要求します。

 

「誰が欠けても、戦には勝てませんよ。」と言う和田。

 

読み方も厳しくされる。新聞出版も規制がかかっているという。

 

ヒトラー見習え…

 

その頃、愛宕山JOAKは、秘密任務に使われ、

世界各国の最新情報傍受していたのです。

 

外国人スタッフや日本人のチャーリー吉井(降谷健志)は

英語が話せるアナウンサー。

 

和田は、吉井と会い、「6カ国語、11カ国傍受している。

石油を止められたら、破綻する。」と聞きます。

 

 

小石川橋、浅草 路面電車

バラのステンドグラスの町並み

 

実況中継をする和田。

 

そこに実枝子が合流し、目をつぶり、実況中継を

するように言われます。

 

五反田 誰もいない中、実枝子は普段の風景を

想像し、語りはじめます。

 

駄菓子や、酒屋、金物や、呉服や、お団子や

お嬢様かな

梅が咲く。

 

和田は、実枝子の声を褒め、突然、結婚を申し込まれます。

参考元 画像Aと同じ

 

 

1941年12月8日、午前2時、天気予報を読み上げます。

「西の風晴れ」

 

暗号???かと騒ぎになり、上司から「天気予報は

今後一切放送中止」を言い渡されます。

 

午前4時、「一か八か日本がアメリカと始めるような気がする。」

 

6時53分電話が鳴ります。

 

「アメリカとイギリスに宣戦布告、戦闘状態」と

知らせが入ります。

 

午前7時、臨時ニュース

 

太平洋戦争開戦の第一報に関わったアナウンサーの

和田信賢(森田剛)と新進気鋭の館野守男アナ(高良健吾)は、

以後緒戦の勝利を力強く伝え、国民の戦意を高揚させます。

 

ベトナム、サイゴンでは長笠原栄風(渋川清彦)たちが放送

 

「西太平洋において、ハワイを攻撃、シンガポール爆撃」

 

そのラジオ放送中、和田は軍艦マーチを流し、国民の熱狂を

生みます。

 

「マニラ 戦況 万歳する国民」

 

「クアラルンプール突入 湯浅大尉以下9名 神のごとく

自ら死をちゃくそうする。信州男児 沈着冷静

最後まで頑張れ」

 

和田は、アジテーターと呼ばれると、和田は、日本を一つに

したいという。

 

川添は、「アメリカ映画が憧れていただろう。」と

反論。

 

「憎しみをあおるように読め」

 

「国民に憎しみを植え付けるのは、恐ろしい」という川添

 

「そうさせたのは、アメリカだ。マイクが運ぶのは国家の意思だ」

 

同僚のアナウンサーたちは南方占領地に開設した放送局に次々と赴任し、
現地の日本化を進め、和田の恩人・米良忠麿(安田顕)もまた前線の
マニラ放送局に派遣されます。

 

機密事項

 

「マニラに赴任する。米軍に降伏呼びかけ、フィリピンを

日本化する。米良君は、副官、俺たちがアメリカの戦意を打ち砕く。

フィリピンからアメリカをたたき出す。」

 

実枝子「分からなくなった。アナウンサーが戦争をするのは

おかしい」

 

和田「楽しくやろう。米良君たち 戦場へ向かうんだ。」と

乾杯。

 

米良が和田に「お前の尻拭いばかりだった。きれい事では

やっていけない。お前はずるいよ。」

 

和田「私には、自覚がある。誰ともちがう」

 

米良「それにしては安易に軍艦マーチをかけて

国民をあおるだけあおって」

 

和田「時代に流された…」

 

米良「お前はお前だ。飲み込まれるな」

 

軍や情報局は雄々しい放送を求め圧力をかけ、新人女性アナウンサーの

実枝子(橋本愛)は活躍の場を奪われていきます。

 

12月 電波で日本軍に有利な情報を放送を流す。

 

「ベトナム、サイゴン、ジャワへ 日本軍上陸する」と

嘘を放送。

 

フィリピンマニラ「ただちに銃を捨てて日本軍に

降伏しろ。日本軍は親切だ、アメリカの犠牲になるな」

 

1942年6月

「マッツ島占領、ミッドウエー島損害を与えた」と

嘘を放送。

 

日本、牡丹の花の着物を着る実枝子

「結婚したら、アナウンサー辞めるつもり」というと

同僚からは、仕事を続けるように言われます。

 

「プロポーズしている人は、嘘をアナウンスしている。

あの人の何が好きなのだろう。」実枝子

 

「おめでとう」と同僚達からお花を受け取る

実枝子

 

和田と実枝子は結婚します。

 

ラジオ体操をさせるフィリピン、さくらさくらを唄わせる

ベトナム、マッツ島玉砕されたのに、嘘を放送。

 

「玉砕せよ」と和田の真似をする町角の子供たち。

 

 

次第に戦況は悪化し、和田は大本営発表を疑問視するようになります。

 

機密事項

 

和田は、英語のアナウンサーをしているチャーリー吉井に

頼みに来ます。

 

チャーリー「ガダルカナル以降、負け続き、ミッドウエー日本大敗と

海外では、放送されているが」

 

「真実が分からない」と和田。

 

「確かめようのないことが電波に乗る、怖くないのか?」と

和田はお酒をあおります。

 

ベトナムから日本に戻ったアナウンサー

「嘘を電波にのせ、ジャワのオランダ軍を混乱させた。

騙した。降伏に持ち込めた。言葉で勝ったんだ」と。

 

「それが本心か?信用のない言葉ほどみじめなことはない」と和田

 

「機密漏洩、死刑もある。君だって薄々分かってたんだろう。

最強のアジテートは、その役を全うしろ」と内閣情報局・波河亮(真島秀和)

 

「自分に吐きそうだ」と和田

 

自宅で、「俺の言葉には、力があるらしい。与えられた原稿以外に

何ができる。」と和田

 

実枝子「招魂祭衝撃だった。飾らない言葉、人の心を動かすことが

できる。」と。

 

「あの時、喫茶店で泣いている女性の話を聞いていたのね。」

 

「自慢の息子、ひとり一人がかけがえのない命」和田

 

「虫眼鏡で調べて大きく伝えるという意味だったのね。信用できた」実枝子

 

野球 早稲田部主将 朝倉寿喜(水上恒司)

 

和田は、20歳学徒出陣実況をやり遂げようと取材を深めます。

 

昭和18年 学生達

「早稲田いけてうれしい。覚悟できいる。」と模範解答。

 

和田「戦争は、殺し合い、本心を聞きたい」

 

「死にたくないとでも言わせたいのか」と朝倉

 

すると、彼らの中から、「死にたくない」と言いだし

泣き出すものが。

 

「生きたい、野球がしたい。社会は許してくれない」

 

「絵描きになりたい。西島先生、アナウンサーになりたかった。」

 

「これを聞いて、どうせ、あんたは行かないんだろう」と朝倉が

和田に言います。

 

1943年10月2日 学徒出陣壮行会

 

「お国のために」

参考元 画像Aと同じ

 

震える和田。

 

仕方なく、国家の宣伝者を自認する館野と伝え方をめぐり衝突した

館野が実況します。

 

出陣学徒を勇ましく送り出す実況を任され和田は苦悩し、雨の中

倒れます。

参考元 画像Aと同じ

 

「母ちゃんの子守がききたい。行きたくない。」と

誰にも見られない場所で、一人声中継する和田。

 

「この思いを封じ込めて今粛々と若者たちは、銘を受け、

戦況、天命を全うする。彼らは、もう2度とここには

戻ってこないのであります。」

そう言い終えると吐く和田。

 

昭和19年ビルマからインドを攻めるインパール。

 

インパール作戦の最前線に派遣された館野は、戦争の現実に直面。

 

「ビルマ松岡 インパール落とす。ニューデリーで

解説する電波戦」

 

「イギリス軍に告ぐ」と言った途端、軍がやってきて

打ち始めます。

 

雨の中、食料が尽きます。

 

日本 和田「ただじゃすまないよ」と言われる妻

 

「上の指示に従わない」

 

1944年10月 マニラ レイテ島 全滅

 

淡谷のり子 「たそがれマニラ」を流します。

 

クリスマス前日、マニラ最後の放送

 

「帰れるか分からない」米良

 

米軍マニラへ

 

1945年3月 館野が日本に戻ってきます。

 

「生きてて良かった。」和田

 

「言葉は何の役にもたちませんでした。」館野

 

「雨の中、食料が尽きて、飢えとマラリアで

次々に死んでいった。」

 

空襲 米軍の攻撃 

 

B29 帝都侵入

 

実枝子「家燃えた」

 

「君は疎開しろ」和田

 

虫眼鏡を持って首をふる実枝子

 

「赤沼君亡くなったそうだよ」和田

 

情報局に到着した和田

 

「日本無条件降伏受け入れる」下村宏(小日向文世)

 

「玉砕なんて言ったのに。降伏…」

 

敗戦を疑う国民たち。

 

「私たちのせい」和田

 

「ラジオは夢の機械だと喜んだ。ラジオで遠い国の

様子、何に喜び、何に悲しんでいるのか。

困っていることに。しかし、私は、それを使って

死ねと呼びかけた。夢の機械が、悪魔の拡声器に

してしまった。もう犠牲出したくない。」和田

 

「陛下の言葉を砕いて伝えてくれ。そして

鎮めてくれ。君も私も殺されるかもしれない。」

下村宏

 

「やれるか?和田君、玉音放送」

 

すると、朝倉寿喜から葉書が届きます。

 

放送局に日本軍が入ってきます。

 

「電波出せない。電波放送できない。」

 

日本軍が銃を出します。

 

参考元 画像Aと同じ

 

館野「もう終わりです。もうやめましょう。

こんなことは。」

 

日本軍

 

「あなたが終わらせてください」館野

 

12時 和田

 

レコードに録音された玉音放送を流します。

 

葉書「あと3時間出撃します。怖くもありません。」

寿喜

 

「かしこくも、天皇陛下におかれましては…」和田

 

「昨日、国に対し、ポツダム宣言を受託通告」

 

戦後、Radio Tokyo GHQの下

 

マニラから帰ってきた人を出迎える和田たち

 

「米良さんは?」

 

「17名の内、生き残ったのは、私だけ。

米良は、死んだと家族に報告。」

そして、家族に手渡す箱の中には石が。

 

米良忠麿44歳 マニラ東方

 

川添照夫32歳でフィリピンで徴兵

 

館野守男は、戦後、アナウンサーを辞め解説へ。

 

今福祝 正しい情報にこだわった。

 

和田実枝子 戦後、アナウンサーに復帰。

 

和田信賢は、辞職するも、ヘルシンキオリンピックの

実況を病をおして、帰国途中、力つきて40歳で

亡くなったという。

 

「自由の意味?」

 

 

場面は、変わり、現在のインド インパール作戦

基地、日本軍基地 チャモール村は、

あの森の中、必死に身を潜めたところ。

 

現在も、語り告がれる場所となっています。

 

という幕引き。

 

参考元

 

 
相関図

参考元

 

 

 

彼らもまた何が真実で何が偽りなのかわからないまま、大本営が発表する

情報をアナウンスし続け、そのことに疑問を抱くアナウンサーもいれば、

それが日本のためになると信じて疑わないアナウンサーも。

また、戦局を有利にするため、あえて偽りの情報を流すアナウンサーもいたという。

 

 

「言葉を信じて言葉に絶望した。」和田信賢

 

参考元 画像Aと同じ

 

キャスト

和田信賢 森田剛
和田実枝子(大島)橋本愛
館野守男 高良健吾
米良忠麿 安田顕
今福祝 浜野謙太
志村正順 大東駿介
朝倉寿喜 水上恒司
赤沼ツヤ 藤原さくら
川添照夫 中島歩
長笠原栄風 渋川清彦
並河亮 眞島秀和
チャーリー吉井 降谷建志
松内則三 古館寛治
下村宏 小日向文世

中村茂 遠山達也
音楽    堤裕介
撮影    佐々木達之介
編集    松本哲夫


スタッフ(映画)
演出:一木正恵
脚本:倉光泰子
音楽:堤裕介
制作統括:新延明
プロデューサー:城谷厚司、林啓史
撮影:佐々木達之介
照明:水村享志
美術:山口類児
取材:網秀一郎、大久保圭祐
録音:高山幹久
音響効果:最上淳
編集:松本哲夫
VE:齋藤祐樹
VFX:髙崎大介
美術ディレクター:川村裕一
衣装:竹林正人
ヘアメイク:山田容子
装飾:三代川昭彦
持ち道具:小澤由香
制作担当:蓮見昌寿
助監督:長尾楽
脚本協力:山下澄人
製作協力:NHKエンタープライズ
製作・配給:ナカチカピクチャーズ
制作著作:NHK

 

エンドロールには、

小山宏志、黒須智貴

落合生嗣、天野隆子

金子昌弘、永田隆信

本田雅人、川村竜

更谷伽奈子、佐藤奨

里見勉

 

金田大⇒金だ!ダイ

 

元森首相

 

郷ひろみさん無関係ですよ!!!

 

NHK

 

「不都合な真実の隠蔽」と「不条理な大衆扇動」

 

それが、まさに私とクリスに起ったことです。

 

そのままですよ。

 

デタラメばかり流し続けたのです。

 

どうして皆、信じたのかまるっきり理解できません。

 

ゆゆしき事態だとまだ分かりませんか?

 

それに、公益通報者保護法があるにもかかわらず、

D会は、私を無視し続けているのです。

 

私の人生なのですよ!!!

 

普通にそれを語っただけのこと。