モンドシャルナという馬がいましてね


だいぶ前に引退してますけど

セレクトセールでも高額で2億6000万円とかついて


この馬は母がウインドインハーヘアでディープインパクトの半弟なんです

父はサンデーサイレンスから息子のネオユニヴァース

に代わってましたが


やはりその血統価値が評価されての高額落札

結構話題になりそこから2歳の春くらいまでは華々しい派手な話題で人気馬となり


新馬戦も福永騎手が乗り一番人気で力強い末脚で勝ったんです

当然クラシック候補として名が挙げられてました


2戦目も2番人気で勝負になると期待されたけど……敗北

次も負けて

あれれ雲行きが怪しいぞ……と


4戦目再度一番人気でファンの期待はあったけど

ここでも2着となんか締まりの無い感じになり


この年はハーツクライ産駒のワンアンドオンリーとか

トゥザヴィクトリーの息子のトゥザワールドとかいた世代で


結局グダグダと下級条件クラスを走り負け続けてたまに勝つも500万下クラスを2勝するという……

何とも期待からしたらなんだかなぁという


最後の方は話題になることもなく

フランスに移籍 その後引退してアフリカで種馬をしてるとか



新馬戦勝った時に

マイネル総帥の岡田氏が 

この馬は人気だけど体型的なミスがある

骨格の角度構成にミスがあるから最後の瞬発力が足りない

的なことをテレビで言ってらして

私は、ん~🤔と聴いてたんです



父のネオユニバースというのは皐月賞ダービー2冠馬でサンデーサイレンスの産駒で

素晴らしい馬でしたけど

激しい気性とか

前脚の造りが特徴的というか独特で

球節というか繋が寝ていてしかもとても長いという、それもかなり見たらすぐわかるくらいに普通より寝ていて長いという特徴があり


それを欠点と見る向きもあったんです


コレはハーツクライなんかは前脚が外向して歩いても外へ放る様な独特な歩き方してたけど

凄く走る馬の中にはそういう普通ではない

一般的には欠点と見られる造りをしてたりするものなんですね


モンドシャルナを岡田繁幸総帥が馬体にミスがあると言っていたのが前繋のことなのか

前後バランスのことなのか

それか後野飛節の角度

折り と言われる人間でいうとカカトのの部分の角度

そのことを言ってるのかはわかりませんでしたけど

新馬戦一番人気で勝ったばかりの馬の解説で


この馬は最後伸びきれない

馬体にミスがあるとか


聴いていて驚きと疑いと🤨ホントかな?と思って

でもその後のレースを見たら

やはり岡田総帥は只者ではないなと思ったのであります



馬体に関して

ディープインパクトとブエナビスタを絶賛してて

それは普通のそれまでの常識とはかなり違う独特な説を唱えられていたから


腰高で後肢の飛節の立っている 後ろの折りの角度の浅い

したがって後ろの管骨が後方に少し流れる角度構成が

後肢が後方に蹴り切れるんだと

それが効率よく推進力

最後の末脚の加速力につながる……的なことを言われてました



ロイヤルタッチとか折が深いけど柔軟性と筋肉の質で

瞬発力でカバーしてるとか

イスラボニータもそう言われてて


確かに見ると管骨が前へ少し入るというか倒れてるというか 踏み込みは深くなる反面

後ろへ蹴り切れないから、だから伸びきれないし少し末脚のキレが削がれる

効率が悪いとか言ってみえました


私はなるほどなと

言ってる意味は解るしたしかにそう見えるなと

思ったものです



でも総帥も

フランクアーギュメント産駒を高値で落札して

全然走らないとか

種馬のアイルハヴアナザーとか

色々やはり走らせてみないとわからないのかもなと


コスモバルクとかマイネルラヴとか

それはもうその慧眼といわれた岡田氏の真骨頂でしょう


はじめの頃はマイネルブリッジとかマイネルガーベ

マイネルエナジー マイネルノルデンとか

マイネルコスモ

マイネルマックスとか

コスモサンビーム


ともかく血統は地味でもレースに多く出て

前哨戦とか強くて

数も総数自体多かったんでしょうけど


やたらマイネルが🤣いました



そんな話です