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葉は鉢で持ち込んで細い根が充満してくれば
自然と短くなるし房数も増えて細かく混んで来ます
五葉松の本領発揮は特に古く樹齢古くないと
そういう意味でも盆栽の本質に合致、五葉松は本流の盆栽の1つですね
今年更に良くなること間違いなしでしょう
幹の価値でほぼ決まる
枝の完成度を盆栽としては問われますけど
私は枝は数年持ち込んで手入れしてたらそのうち出来るものだから私は特に評価もしないです
やはりこの山でできた天然の幹です
数年とかでは再現不可能なんです
畑で植えても太く大きくはなるとしても
この天然の幹の荒ぶる野性味とか厳しさとかは絶対真似できません
また社松は成長遅くて材質も凄く堅いです
それだけ永い年月が絶たないと
この天然幹舎利幹というのは古さの象徴なんです
90センチ樹高があり
少し大きく作り過ぎた感はあるけど
上を摘んだりして締め込む抑える事をしたほうがいいのか
どんどん大きく膨らんできますからね
それかこの幹の力強さからこれくらいの大きさが必要か考え中です
枝が右面が未完成ですから
まだまだやることも多くて
植え替えもそろそろどんな根になってるかも久々に見たいし
コレは私が盆栽を辞めるまでは手元に置いて眺めたい触りたいです
これこそ葉の性質が細かくて
最高の葉とこの辺りの地域の人なら誰でもそう言うモノです
枝ばかり作り過ぎて無駄だなと私は盆栽見て思うこと多いけど
この木の葉というのは最高の質で
枝も見どころになり得ます
古過ぎる幹が風化しないようにだけ気を付けて対策して、硬いと言っても極々旧いで
どうしても風化したり欠損したり部分的にはあるんです
だからこまめに観察して点検して
植え付けもあまり幹に湿り気を持たないような配慮もしてます
数減らして
特に古い気に入ってるモノだけにしたから
ゆっくり丁寧に触れますからね
私の一番好きな盆栽です
私は木村正彦氏の 登龍の舞 がとても好きで
真柏なんですけどあの形が好きで
そしたら地元に社松ではありますけど
この樹を庭で育ててるのを見て
すぐに登龍の舞だと連想して
明らかに変則的な樹形ですからね
更には大きくて太くて
社松特有の素晴らしい舎利幹で
荒れて姿は崩れてたけど一目惚れで
昔はこの辺りは地域的に社松かなり流通して
東海中部地方の山へ採掘に行く人が多く居て
伊勢トショウといって有名でした
その遺物というのか名残の1本なんです
前の持ち主も掘り出してきた人も場所も全部本人から聞いて知ってるし
もう亡くなりましたけど
まさに伊勢杜松でしょう
盆栽も犬もワタシは大好きなんです