ブリオです

この犬はアンドレと比べて初めから幅がかなりある
ずいぶん横に張ったボディをしていて
更に骨も太くなって来ると思います





アンドレは幅が薄くて胸深が凄く深くて
脚とかは物凄く太い骨量は太いですけどボディの幅というのは基本薄いんです

そこが明らかにタイプが違いというのか
子犬にも少し傾向の違いがあるようです

アンドレの場合は組み合わせていた牝のベアトリックスが太いのはもちろん、かなり幅がありブルドッグみたいなボディと肩の付き方をしてましたから
幅の薄いタイプと、幅のあるタイプと私は混ぜたいというか
どちらも骨量が必要で胸も必要でしょう

幅が薄いと胸は深いのが多く背も良いのが多いんです。その代わり骨量が出にくいのと食も細いのが多いです

幅がある犬は下胸が出にくいのと背が悪い犬が多くなる傾向があります。その代わり餌はよく食べるし骨量は太い犬が多いでしょう

この兼ね合いというのか
両方を両立したような犬が良い犬ですけど
これがなかなか難しくて
親が骨量がシッカリあって背が強くて
血統の良いやつで
あとはそのバランスを取ることを考えてキレイな方とゴツさとを両立できるように考えたいですね

肩の角度とはいいますけど
私は肩甲骨がある程度寝ていたら前腕と上腕に関して言うなら手首もそうですけど
シェパードではないし走って前足がしっかり出てるなら
前腕上腕の角度というのは肘ですよね
肘の位置というのか
肩が立っているとか言うけどだいたいは
前腕上腕の角度を見て立っているとか言うんでしょう

私は立ってるからダメだとは思わないんです
ヨーロッパの犬も立っている犬も多いし
実際そんなに手首の折れたようなのは居るには居るけど
結局肩の深くて手首の折れたようなのは後躯も深いですから銅の長くなる傾向もあり印象としてはシェパード的な
あちこち長くて角度が深いとなるとグネグネした印象に感じるんです

逆にショート過ぎるのも行き過ぎると異様ですけど
確かに肘は深くて手首は折れていた方が良いけどそれだけではないし
ヨーロッパでは直立の犬でも通ってますから
直立の犬というのは若いときは特に見にくいモノですから
充実してくると筋肉とか肉が巻いて肩口とか胸周りがガッチリしてくるのでそれで良くなってくるというのもあるでしょう


一般にアメリカのドーベルマンピンシャーは前が直立だとか言われますけど
それは肩甲骨の入り方も起きている犬が多く

でもヨーロッパも肩甲骨の立った犬も最近はいて
上腕はよく引いてるんですが肩甲骨が立ちギミで、あれはまた珍しいパターンというのか

私が思うには肩甲骨がしっかり寝ていたほうが好きです
これはそれすると傾向としては骨盤も比例するのか斜尻っぽくなる傾向もあるけど

その肩甲骨が立っている犬っていうのは大半が
腰のとかろがスカッと切れ上がってますから
尾の付け位置が高いように感じます
前後の骨の角度というのはある程度比例するのかなと言うのが感想です








ある犬種では
前傾前高姿勢を重視するあまり
前が長くて後ろが短いとか
前が立ち後ろが深いとか
コレは一部ドーベルマンでも見られる傾向で
基本ショートバックで前の高い犬というのはなかなか出現しないので
種親にも使われるし希少価値もあるんでしょうけど
私は行き過ぎは違和感を感じます

やはり犬は相対的な前後バランスですから
前勝ち過ぎるのも 胴長過ぎるのも不格好なもので
それは走らせてみるとその違和感というのか
ちょうどいいバランスというのがあると思うんです

何のために常歩で走らせて歩様を見ているのかといえば
前後バランスと角度構成とその動きでしょう


置物的な見方をするなら前高のショートボディはカッコイイのかもしれないけどマンボウじゃないんだし

長くて深過ぎるのもこれも野暮ったくて鈍重な印象になるものです


1センチ胴が短いとか
2センチ胴が長いとか
体高でも前腕上腕が直立か寝てるかで3センチくらいすぐに変わってしまいますから
もちろん肘なんか可動式で動くので興奮して伸び上がるというのか前が立ち上がる犬も居て
覇気のある気合の入った犬というのは、呼び込んだりすると前が立ち高くなり
それがカッコイイとも取れるし、あまり立ち過ぎると角度が浅過ぎるとかとも取れるわけです


このあたりが動物の面白い所です
動物だから動きますからね😆動きの中から解ることも色々あるようです