私は今39で 物心ついた頃からドーベルマンの本だの写真だの 父親からいろいろ教わってきました。

いろいろ見てきましたし 実際やってきましたよ。アメリカの犬だって触った事あります。

今回の子犬の血統書が出来て送られてきました。  私はどの犬がどういう配列で入っているかだいたい把握してますよ。

最近いろいろ聞かれたり質問される事も増えてきましたが、減るもんでもないし知ってる事はどんどん喋る事にしてます。

私は病気で死にかけましたし いつまでも犬が出来るとは思っても居ません。だいたい退院する時点でも家族は犬に反対!(^^)!

当たり前ですよね フラフラしてて 自分は歩けるつもりでも 先生ですら場合によっては杖を使ってよ と  それでいきなりシャバに出て

ドーベルマンは無いといえば無い(笑)

 

で  これは退院後の写真ですけど 

この犬を観たんですドラコクワトロです

 

この犬は子犬の時に観てはいたのですが、改めて素晴らしいモノを持ってると思いました。

 

で こんな子犬達が出てくれました。母犬も譲っていただいた犬ですし 父犬も交配していただいて

皆さんに造っていただいた犬だと思ってます。

 

それはそれでいいですが、血統でしたね。私は例えば他所の犬でもだいたいどんな犬が入っててどの系統か知っています。

例えばですよ ガーモンカンポヴァラーノという犬イタリアの 犬ですけど 今やどの犬でも入ってますでしょう。

ガーモンの親はグラーフクリーヌスネールランズシュタム 母はイタリア系 雑に言うとクインノビリナティ  アルドフェロルハイム でしょう。

これを写真でどんな犬か姿が頭にサッと浮かぶのは当然で 例えば DVDで見たりした私の私見ですけどクリーヌスは太くて胴は長め とか ガーモンはクリーヌスより短胴か・・・前足が長そう 骨が太いのは父似か 前が高いのは典型的イタリアの。。。。。いろいろイメージを持ってるわけです。

ガーモンの子でフォアーマンカンポヴァラーノが日本に来てうちに来子犬がいたので このイメージ 考察が 生きるというか活用されました。

いまだに ガーモンの影響力は強く これはその影響が強く出てるだろうとか想わせる個体を見かける事があります。解らない人には何の事か解らないでしょうけどそんなのが 他の犬でも シトーネの犬が入ると云々 これが解らないと犬をやっててもつまらないと思います。

純ヨーロッパとかいいますけど シトーネの犬の一部 ネメシス 他もあるでしょうけど  マリンバーグダークダイミラーが入ってる犬は多いですよね。これはデクスターフランケンホルストですけど マリンバーグサンホークが入ってますからね。ヨーロッパの名犬にも入ってる場合があるんですよ。もう血統書には載って無いかもしれませんけど。

日本にはマリンバーグレッドドラゴンが来てましたね。写真でしか見た事ないですけど

マリンバーグレッドバロンも有名でしたね。写真見ても 肩がよく寝ていて 良い犬でしょう。

 

だいたいこの時代 ヨーロッパの犬の傾向としては尾の付き位置が低い犬が多い

毛が長い犬が多い 幅はあるが胸深が肘まで無いのが多い・・・・・

最近どこかで観ましたが ドンダヤンフランケンホルスト これはヨーロッパの根幹種犬ですがこれの股関節が云々

こんなことを今更と思いますがドーベルマンでも他の犬種でも健康上の問題を持ってるのは当たり前の事で

言い出したらきりのない話だと私は思ってますが。関節がはまっていない犬がいるという話を聞いたこともありましたよ。

アメリカの犬は

私のイメージでは ダマシンザトロイセンとかグラレマーデミトリアスビクター の時代

エレクトラウィンドウォーカー アケラヴィンディケーター      クリプトナイト  

ソークエルズサンダーストーム  いろいろ好きな犬もいたけど 代重ね 犬の更新が早い

のが特徴で改良されてる気がしますよ。

 

ヨーロッパの犬はまだ血統書にニトロりオビアンコやギノゴメスが 日本で云うならウィローの父ですが 

その時期のアメリカの犬は今や血統書から消えてるでしょう。繁殖の頻度

どんどん進めていく方針が違う気がしますよ。ヨーロッパの犬は系統的に辿るのは

容易だし把握も出来てますけど アメリカの犬はどんどん進んでいて何か

解らない位まで行っている、それが私の個人的な印象です。

良い犬はアメリカでもヨーロッパでも良いと思います。

アレンサザンクロスカツラ