気分転換に楽しみにしていた映画「おい!ハンサム」を

観てきました。

 

過去のドラマ シーズン1・2の作品は

大ファンだったので全部見ています。

 

タイトルの「おい!ハンサム」は

 お父さん役の吉田鋼太郎さんが

家族会議のときに いつもためになる話を発言するから

母親がつい「いい顔して何言ってんの!」と呟いたら

娘たちが次いで「何言ってんの!ハンサムで。」

と呟いたから そこからタイトルになったもの。(笑)

 

今回は

映画の中で世間に大きく訴えたかった内容で、

特に印象に残ったのは


一番はじめに

オムライスの主人公は何か?

お父さん曰く、卵じゃない、

チキンライスだ。

チキンライスを包む卵は脇役で

付属品だから主張はいらない、

薄くて良い、


まずそこから始まって、

 

自分にとって大切な事なのに、

何の関心も示さないのは何故か、

そもそも身近な事なのに、

興味すら持たないのはなぜか。

何故 考えないのか、

日本人としての在り方、モラル、仕事、

コミュニケーション、町全体のかたち(古き良き時代、 

そんな興味すら持たないものでも 

昔の親や大人は子供たちに対し

「さて問題です!」

と常に定義をだしてくれていた。

 

大人たちは 自分の大切な子供が道にそれないよう

健全な大人になってほしいから

子供が大人になるまでは

 全てのものに関心を向けよ、

「なぜ?」「どうして?」と疑問を投げかけよ。

そしてそれは将来 身体も心も中身のある

大人になるための教育につながる、

生きていくために困らないように 

常に考え、問いなさい、

と語りかけたもの。

 

ゆえに「さて問題です!」と

今の若者たちに向けて定義されたものでした。

今のままでいいのか?と、

 

何が自分にとっての正解か、

国を、世の中をしっかり見て

どれが正解なのか自分なりに考えなさい、

考えてもわからなければ 

あなたが子供なら大人がきちんと答えをくれるだろう。

 

 

だが、あなたが社会人になったらどうだろう?、

誰も「これは問題です!」と言わないし教えない、

誰も答えはくれない。

 

これはこうだよ、なんて誰も何も教えてはくれない、

自分に興味のないものに見向きすらしない。

興味のないもの関係ないものは迷惑になることもないから

何も考える必要はないのだろうか、

 

小さな商店街は大きなマーケットに変わり

日本の古き良き時代はどんどん失われて便利になる、

観光客の外国人に見合った街に変貌していき 

日本の良さや習慣はどんどん潰されていく、  


今が楽しければ明日のことは考えなくていいのか?

盛大な大衆の中でプロポーズ、

互いにOK.

じゃぁ 明日は何をする?

本当にそれでいいのか?

 

誰かが勝手に世の中を変えてくれる?

誰かにおまかせ?

何も問題なんていらない?

放っておけばそれでいい?

それは果たして本当なのか?

それでいいのか?

本当に自分を幸せにするのは誰か?

 

例え明日死ぬかもしれない最後の日であっても

「土に種を植えなさい、」という名言がある。

この意味がどういうことかわかるよね?

 

と お父さんの言葉。

 

これからは若者がこの国を背負っていくんだよ?

日本は本当にこのままでいいのか?って、

訴えかけてる。

 

 

↑第二次世界大戦の時の話。

何故 日本が負けても皇族は滅ぼされずに済んだのか。

木戸幸一さんという人物が

日本の先を見据えて日本を、皇族を守ったから。 

 

映画の中の話とうまく繋がったみたい。