こんにちは。
Pearly Rsoeスタッフの井上紗佑里です。
今日は、高野山・熊野神社ツアーのご報告その②です。
高野山の宿坊に泊まった私たちは、朝の4時過ぎ頃には、誰ともなく起き出し、5時頃からみんなでお散歩にでました。
空気は澄んでいて、静けさに包まれた高野山の朝の雰囲気は格別です。
壇上伽藍に向かいました。
高野山の鎮守である御社(みやしろ)に、ご挨拶に伺いました。
今日も祈りから一日が始まります。
宿坊に戻って、6時から1時間の朝のお勤め(読経)です。
朝ご飯をいただいて、宿坊を出発しました。
奥の院に向かいました。
ここは弘法大師が入場され、一の橋から御廟までの間には2万基を超える墓石や慰霊碑、記念碑が立ち並びます。
樹齢千年を越える杉の木立の中を進みます。
ここは、この世とは思えない神秘的な雰囲気があります。
御廟では、みなそれぞれに想いを込めて、仏さまやご先祖様に、静かに手を合わせる時間を過ごしました。
そして午後からは、険しい山道を進み、今回の旅の大きな目的地である、天河弁財天社と玉置神社に向かいます。
天河弁財天社は飛鳥時代、天武天皇によって建立され、弘法大師も高野山を開山する前に修行した場所として知られています。
高野山・熊野・吉野という三大霊場を結んだ中心点に位置しており、御祭神はイチシシマヒメノミコト様で、俗に「弁天様」と呼ばれる神様です。
古くから芸能の神様として信仰を集めていますが、水の大神様、弁舌・才知の大神様・財宝の大神様のご神徳もあると言われています。
御神宝とされる五十鈴(いすず)は、「いくむすび」・「たるむすび」・「たまめむすび」という、魂の進化にとって重要な三つの魂の状態(みむすびの精神)を表しているとされ、五十鈴は回すようにして鳴らすと、音色が幾重にも重なるような、音の波が体に伝わってくるような音がします。
手を合わせていると、足の下から体の中を通って頭の上に抜け、体全体があたたかくなるようなエネルギーを感じ、いつまでもそこで時を過ごしたくなる感覚がありました。
みんなでご参拝した後、それぞれが思い思いの場所で、この地につながりながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
天河弁財天社の西にある「来迎院」の横にあるイチョウの木も パワースポットとして有名な場所。
樹齢800年を超えているそうですが、樹が今にも踊り出しそうなくらい勢いがあるのは、きっとご神威を受けているからに違いありません。
2枚の写真をつなげても、入りきらないほどのイチョウの大きさです。
皆さんいい笑顔で写っていますね
さぁ、いよいよ熊野三山の奥宮、大峰山脈の南に位置する玉置山の頂上にある、玉置神社に向かいます。
ここは、招かれし者しか詣でることが出来ないと言われる場所。
何度計画を立てても、行けなかったという話も良く聞きます。
眞佑里さん曰く、ようやくみんなを連れて玉置神社を訪れる、お許しが出たとのこと。
対向車が来る度に速度を落とし、慎重にすれ違いながら、九十九折の道を山頂へと向かいます。
長い時間揺られて、無事に駐車場に着くことができました。
ここから参道を歩いて本殿へと向かいます。
ご神域に入らせていただく前に、祓詞を奏上します。
まずは、玉置神社本殿と玉置山山頂にの中腹に鎮座する、「玉石社」を目指します。
きびしい山道を、みんなが黙々と進みます。
玉石社に到着しました。
柵の内側には、白い玉石が敷かれています。
ここには神殿がなく、熊野磐座信仰の一つとして崇められてきた玉石に礼拝するのです。
玉置神社の基となったのが、この玉石社と伝えられ、みな大切なブレスレットやネックレスなど、普段身につけている石を置かせていただきました。
K先生が降神の磐笛を吹き、警蹕(けいひつ)を発し、大祓詞を奏上しました。
大祓詞が終わった後、不思議なことが起きました。
みなが山の方に向かってレンズを向けると、何かが写るというのです。
光がシャワーのように降り注いでいます。
M様撮影
N様撮影
Y様撮影
※上の写真の著作権は撮影者にあり、一切の複写・複製・転用を禁じます
大祓詞を奏上している時に、何人かの方が、白い龍が昇っていくようすを見たそうです。
お一人の方は、白蛇が現れて、天に昇りながら白龍に変わり、天照大神が現れて回りを明るく照らす光景を目にしたそうです。
そしてその後、このような写真を参加者の半分以上の方が撮ったのです。
ご神域に招いていただき、そして確かにご神威をいただいていること、いつも見守っていただいていることを、こうして目に見える形で表していただけたのです。
眞佑里さん曰く、光の中に写っているのは、龍神様のウロコなのだそうです。
毎回、何かが起こるPearly Roseのツアー!
このツアーをきっかけに、なりたい自分になる!自分の本質に気が付き、更なる可能性を広げるために、神様に手を合わせ、自分の想いを宣言した場所で、撮ることのできた奇跡の写真は、大切な宝物になりました。
玉置神社本殿と樹齢3000年を越える神代杉です。
こうして玉置神社を後にしました。
全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮である、熊野本宮大社でのご参拝を終えて、二日めの宿へと向かいました。
お腹いっぱいいただきました!
精進料理の後の、熊野牛のお味はまた格別です。
この日の夜のワークショップでは、みなが今回のツアーを通して気が付いたこと、これからの決意などをシェアしました。
このワークショップで、ご参加者のお一人が、お酒とお米とお塩を、全員に振るまってくださいました。
このツアーに参加するにあたって、神様から行ってほしいとメッセージを受け取ったそうです。
そしてそこで「宴をしなさい」、そう言われたのだそうです。
彼女は、その意味を一生懸命に、どうしたらみんなと素晴らしい宴ができるのか、私にできるお役目は何なのだろうと、考えたそうです。
そして伊勢志摩サミットで出された日本酒、出雲産の玄米、そして四国のお塩を選び、この旅の間中、ずっと大切に、一度も足元に降ろすことなく、持ち歩いてくださったのです。
そして訪れる先々の神社で、その度ごとに封を開け、神様の御神威をいただけますように、そして大切なお役目のあるご参加者の皆様にその御神威が行き届きますように、そしてこれを持ち帰ってご家族の皆様にも届きますように、とお祈りしてくださっていたのです。
そして眞佑里さんに、その酒・塩・米に御神威が込められているかを確かめ、一緒に一つずつ想いを込めて折った紅白の懐紙にお米を包み、お塩を詰め、全員分用意してくれたのです。
まさに御神酒と御神餞をいただいての直会となりました。
そして奇しくも用意してくださったお米・お酒・お塩の産地は、出雲、近畿 そして四国とPearly Roseが辿ってきたツアーの場所、そして次回のツアーの行き先だったのです。
みんなのために、自分が何が出来るかを考え、ずっと重い荷物を背負い、バスの中でも膝から降ろすことなく、持ち帰りやすいようにと、懐紙やチャック袋を用意し、ずっと祈ってくれていた想いに、涙が止まりませんでした。
Pearly Roseのツアーは、ただ旅を楽しむというよりも、お役目を果たすために、必要な時期に必要な場所を訪れ祈りを捧げること、その同じ目的でご参加してくださる方も増えています。
一緒に聖地を訪れ、その土地と神様のご開運とご活躍をお祈りし、いただいた御神威を持ち帰り、まずは自分に、そして家族へ、まわりの人たちへと光を運ぶのです。
なぜツアーに参加するのか、ツアーでどう自分と向き合うのか、どのように過ごして、自分にはどんな貢献ができるのかをあらためて考える、良いきっかけになったように思います。
本当にありがとうございました。
この日は、とても大きな露天風呂がある温泉に宿泊しました。
みんなで浴衣を着て、星空を見上げながら吊橋を渡って、お風呂に入りに行った光景は、きっとずっと忘れられません。
いよいよ最終日。
梅雨の時期、雨の予報だったにも関わらず、最後までお天気に恵まれ、この日も快晴です。
熊野速玉大社で、みんな揃って記念撮影です。
熊野本宮大社・熊野速玉大社・那智熊野大社は、熊野三山と呼ばれ、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。
そのすべてを参拝し、最後に向かったのは那智熊野大社と青岸渡寺です。
467段の石段を登って、ご参拝に伺います。
みな杖を持って、出発です。
全員でここへ来ることができました!
日本一の水量と落差を誇る、那智の滝をバックに記念撮影です。
この後、漁協の海鮮レストランでお昼をいただき、道の駅で地元のお土産を見つけながら、関空・京都駅へと向かいました。
今回も素晴らしい旅をご一緒してくださった皆様に、心から感謝いたします!
見た、感じた、学んだ、美味しかった、楽しかった、素晴らしかった!!
といただいた、ご参加者の皆さまのご感想は、また次回、ご紹介いたしますね。
このブログでは伝えきれない、Pearly Roseでしか味わえないツアーを、また11月にも行います。
行先は淡路島・四国です。
今回のツアー初日に、淡路島のとある方から連絡が入り、隠れたる聖地をご案内くださるとご縁をいただきました。
こうしていつも次のツアーへと導きをいただきます。
これから半年かけて、また最高の旅をご用意します!
人数限定先着順の受付で、近日中にご案内いたしますね。
どうぞ楽しみにしていてくださいね。
この旅でいただいたすべてのご縁に、心から感謝いたします。