山登りはたまにするのですが、まだ小田原市内でやったことないなー!とふと気づきました。
小田原に山はたくさんありそうだけど……
え、あれって足柄の山?
いまいち小田原の山ってわからない……
とりあえず市のサイトを見たら、こんなコースが目に留まりました。
国府津・曽我丘陵ウォーキングコース
国府津から曽我丘陵を尾根づたいに曽我の里へ。相模湾や富士山、足柄平野を一望する風光明媚なコースです。
え〜なんだか素敵😍
ハイキングと書いてるし山登りっぽくはないけど、気持ちよさそうなのでさっそく出発。
国府津駅行きのバス「岡入口」で下車し、そこからスタートです。
すぐに見えてきた菅原神社。
とても良い雰囲気✨気が良い!


曽我兄弟が敵討ちの際に隠れたという「隠石」
(このテの石、他のとこにもなかったですっけ?聞いたことあるような笑)


菅原神社にお参りしたあとは、一路山道へ。



相模湾が途中で見えました。
気持ちいい〜
短時間で、すぐに海一望の標高に辿り着いちゃうんですね。
今回のルートでいちばん気になってたのが、これ。

風外窟
江戸時代初期に、住職生活を嫌いこの洞窟で修行して多くの水墨画を残した禅僧・風外慧薫(ふうがいえくん)が穴居した岩窟
メインのハイキングルートを500mはずれる必要あり!
500mはけっこうイヤでしたが

今日行かなかったら二度と行かないだろうな〜と思ったので思い切って行きました。
着いた洞窟がこちら。


こえ〜
途中もハチとかヘビとかいて怖かった。
道はいま舗装されてますが、この僧侶が暮らしてた頃はどんなありさまだったのか。
わざわざこんな山奥で暮らすとか(しかも江戸時代に)人間嫌い過ぎでしょ……

古墳を利用して、謎に5号穴くらいまでありました。
他人を嫌ってたった一人で暮らす禅僧、寝て起きて一穴で足りそうなのに、何穴も占拠したくなるんだなぁ……
そんなところが人里離れてるけど人間ぽいなと思いました。
詳しい風外慧薫さんの生活を知りたいな笑
帰り道の眺望。最高。

今回のルート。
一本松跡の手前で山を下り田島から鴨宮へ抜けて帰りました。

下山後。欲まみれ@オリーブの丘
汗かいて禅僧に思いを馳せた日曜日でした。