モネの庭は夢のような美しさでした。


園内には、モネがこよなく愛したというフランスジヴェルニーの庭をモデルに作られた水の庭、
2020年にリニューアルされた地中海と高知の自然を融合させたボルディゲラの庭、
絵の具箱のような色彩の花の庭がありました。
ボルディゲラの庭がリニューアルされたのは、開園から年数を経て地中海の乾いた世界観が薄れたためとのこと。確かに高知のたくましくみずみずしい自然の力は、地中海とは一味違うかもしれません。
でも不思議とこの乾いたオリーブの木やヤシの木も高知の山肌に溶け込んでいて、私はこのボルディゲラの庭がいちばん心に響きました。

花の庭への入口で見かけたアサギマダラ。
唯一、渡りをする蝶で、2,000kmもの長い旅するそうです。
秋の草花は、夏とはまた違う美しさです。
正直、今回モネの庭に来るまではベストシーズンは春先や初夏かなと思っていました。
秋の庭がこんなに華やかとは!