得月楼の鮮やかな赤暖簾をくぐると、公式サイトにもお姿のある若旦那さんが出てきてお部屋にご案内してくださいました。


これが個室!
今回、さすがに皿鉢料理をひとりで食べる勇気はなく松花堂弁当をお願いしておりました。



かつおやお刺身、焼き物、煮染め、天ぷら、茶碗蒸しなどなど。
どれもとても美味しゅうございました。
お酒は「陽暉楼」オリジナルの冷酒があったのでそちらをお願いしてみました。
司牡丹酒造が作る超辛口の純米酒で、とても好みのお味でした!


食事のあと、お会計のとき若旦那さんに「小説や映画をみてきたのですが、館内を見せて
いただけないでしょうか?」とおずおずお願いしたところ、すでに他のお客様もいない時間ということで、ご快諾くださいました!

「宮尾先生からのお手紙などはこちらに」とご案内いただいた応接室で、興味津々でお手紙を読みます。
流麗な宮尾先生の文字!
陽暉楼執筆にあたっての取材依頼のお手紙もあり、「ご健在な関係者の方につないでほしい、かなり長い小説になるのでなるべくたくさんお話をうかがいたい」といった内容もありました。
かなり綿密な取材のもとにあの小説が書かれたことがわかりました。

映画のポスターや紹介記事のコピーのほか、舞台の台本もありました(舞台で桃若を演じたのはだれかしらと思えばなんと浜木綿子!ちょっとトウが……予防







「…帳場をやってらした方など いま生きてらっしゃる方にはすべて お目にかかりたいと存じます」
「大へん厄介ですが、私の取材相手をみつけてくださることなどいろいろお願いできますでしょうか」

ワクワクがとまりません!