浮世離れした多武峰の山奥から人里に戻り、JR万葉まほろば線で桜井駅から奈良市街に出ることに。田園地帯を走る沿線の駅名がやっぱり浮世離れしている……。




車内アナウンスに「えっ!?なんつった今?」と反応してしまった駅名がこの2つ。


帯解(おびとけ)

京終(きょうばて)


おびとけ……ちょっとセクシーな想像をしてしまいましたが(笑)由来はこうなんですね。


地名は華厳(けごん)宗の子安山帯解寺に由来する。 ... 平安中期、文徳(もんとく)天皇の皇后藤原明子(あきらけいこ)が懐胎のとき、寺に祈願して清和(せいわ)天皇を安産したといい、いまも安産祈願の人が絶えない。 



きょうばて……京の果て?由来はこちら。

だいたいあってた!


地名の由来は、その漢字の意味する通り「京」の「終わり」、すなわち奈良時代の「平城京」の端・はずれにあたる場所という意味を持っています。 



車窓の風景とすてきな地名に心奪われつつ、JR奈良駅に到着。






JRの奈良駅周辺に来たのはかなりしばらくぶりなのでこんなだったっけ?という印象。
近鉄奈良駅の印象が残っているせいか。
古都奈良の駅というより、多摩センターあたりの駅前みたいな新しい感じでした。

どこに行こうかノープランでしたが、友達とやりとりしていると「奈良ホテルのBARがいいよ」とのこと。
思えば私の両親の新婚旅行も奈良で、奈良ホテルに泊まったと言っていましたが、私は行ったことがないので寄ってみることに。






重厚なホテル。
BARだけ利用したいとドアマン?ドアガールに言うと、ホテル内をご自由にご覧下さいとのこと。
素敵な内装でした。
BARにはハッピーアワーの案内が!
オープンの6時まで近くの猿沢池や興福寺を散策することに。


夕暮れが美しい猿沢池のほとりに鹿さんたちがいました。




途中の観光案内所では奈良のトレッキングコースをいろいろ教えてもらいました。
次の奈良は若草山の原生林か、みたらい渓谷に行ってみたいです。

そうこうしていると時間になったので、ホテルに戻ってビール🍺照れ



このあと、奈良でもう少し飲めるところを見つけたくて奈良町をてくてく歩き近鉄の駅に向かったのですが、結局見つけられず…。

やはり行きに心配した「奈良  飲み屋  どこ」状態…笑

そんなこんなを両親にLINEで報告すると、母から「新婚旅行で奈良ホテル泊まったけど夜2人で飲みに出て酔っ払っちゃってお父さんにおんぶしてもらってホテルに帰ったんだよ」という破天荒エピソードが送られてきました。

お母さんそれ初耳。

それを聞き、なんとなく飲まずに帰ろう(笑)という結論に達し大人しく大阪へ帰りました。



心斎橋のホテル近くで安定の串カツ照れ
刺激的なよい1日でした。