談山神社の境内から裏山へと続く道。
異常に清々しい竜神社の脇道に赤い鳥居があり、そこから山へと道が見えます。


談山神社じたいにほぼ観光客がいなかったこの日、この裏山へと入っていく人などもちろん誰一人おらず、登山口はちょっと薄暗いし一瞬怖かったw
(今回の奈良、バスの中からここまで怖がりすぎだな笑)
ですが、境内のマップにもちゃんと道は書かれているし立ち入り禁止じゃないし、階段や歩道は整備されて歩きやすそうだし!とエイヤと歩を進めました。
とはいえ最初は脇の草むらからカサカサ音がするたびにビクビクしてました(鳥がいたみたい)
そうこうするうちに、あっというまに分かれ道に到着。
左が御破裂山、右が談山。
まずは右の談山を見てみることにします。
石碑だけが建つちょっとした広場。
こんなところに中大兄皇子と藤原鎌足が申し合わせてやってきて大化の改新の密議を行ったと…うん、立ち聞きはされにくそうですねという感じです。
昼間に来たのか暗い時間に来たのか?
「改新の相談」と言えば聞こえは良いけど、もっと具体的に「蘇我入鹿暗殺」の段取りの相談だったとしたらかなり血なまぐさいです。
談山神社の境内でもすでに十分に人里離れた印象はあったのですが…
さすがに大事をなす人は念には念をいれ、万全を期すんだなと思いました。