大阪昭和町で飲み、心斎橋に泊まった翌朝は奈良へ出発。

奈良は修学旅行に始まり、奈良市内を自転車で巡ったり、明日香村や橿原神宮、大和郡山の古い町並みを歩いたこともある大好きな場所。去年は久しぶりに法隆寺を訪れました。

今回は、初めて奈良の山のなかをゆっくり歩いてみたいと思って、出発前にいくつか冬でも歩きやすそうなトレッキングルートを調べてました。


そこでピンときたのが、橿原のもう少し東、桜井から下った山の中にある談山神社と、その裏山にあたる談山(かたらいやま)、御破裂山(ごはれつざん)(もう名前からしてワクワクがとまらない)というコース。


○談山

中大兄皇子と中臣鎌足が大化の改新の密議を交わしたとされる地


○御破裂山

談山から林間の道で続く山。山頂全体が中臣鎌足の墓所(古墳)となっていて、大和盆地の眺めがのぞめる。天下に有事があると鳴動するということからこの名がついた。


とりあえず心斎橋のホテルを出て、ふと目に止まったラーメン屋さん(神座)で山歩き前の腹ごしらえ。


心斎橋から鶴橋へ出て、近鉄で桜井へ。



一瞬、奈良寒そうだし鶴橋で焼肉🍻でもいっかなーというおもいがよぎりつつも近鉄に乗り込みました。
伊勢中川行きです。
大阪から奈良を経て三重まで抜けるなんて新鮮。鳥羽とか賢島まで通じている近鉄で、いつかゆっくり旅してみたいもんです。


帰りのお楽しみに、奈良で飲もうと思いつくも、どうも飲み屋がヒットせず…
ぐぐってみても他の人も「奈良 繁華街 どこ」「奈良 繁華街 ない」とか探してる。
爆笑。奈良の繁華街、探されすぎ。




そんなこんなで不安をおぼえつつ、談山神社の最寄りである桜井駅に到着。


ここから山の辺の道も通じてるのですね。
暖かい時期に歩いてみたいなー。山の辺の道。


談山神社行きのバスまでかなり時間があったので、桜井駅の近くの路地へ。





歴史を感じる路地。
ウロウロしてたらめちゃくちゃ足元が寒くなってきた。
いつも旅で防寒が甘いので今回はちゃんと手袋やインナーダウンなどいろいろ持ってきたのに油断して(なぜ!?)ホテルに置いてきたのを呪う。
駅前のセブンでとりあえずタイツを買って中に履き少し回復。バカすぎる…


駅前からようやくバスが出発。

走り出してしばらくすると女子中学生など他の乗客は降りていき、めっちゃ山。
山の中すぎてちょっと怖い。
バスの乗客、私だけになるし


ちょっとおびえながらも駅から20分ほどで終点、談山神社のバス停に到着。

そのバス通りをそのまま進むと石舞台古墳に抜けるらしい。

レンタカーならそんなルートもいいですね。


バスを降りるとき、私の前の死角の席におばあさんが1人乗っていたと判明。

乗客誰もいないと思ってたからめちゃくちゃびっくりしましたw

というかおばあさん家どこ?

と思ったのですが、そのあとよくよく見ると、めっちゃ山の上なのにこの周辺にも住宅がありました。




バス停から、いざ談山神社へ。