小田原の諸白小路あたりはかつて中級藩士の武家地だったそうで、今も閑静な住宅街ですが、散歩していてたまたま見かけたこの和食屋さん。

会席料理 右京。





雰囲気いいな~と気になっていたこちらに、先日ランチで行ってみました。







すっきり落ち着いた室内に、季節のお花や調度、和食器がしっくりなじんでいました。
お食事、美味しかった!
昼からちゃっかり冷酒もいただきました。




このお茶碗、素敵だな~と調べてみたら、このような謂れがあるみたいです。

江戸時代初期の陶工・野々村仁清は、大名を始め多くの茶人に好まれる茶道具を作りました。その中の一つにこの「色絵金銀菱重茶盌」があります。
こちらは、静岡県のMOA美術館の所蔵品を、多治見市の蔵珍窯(ぞうほうがま)が依頼を受けて複製を作ったものです。

有名な茶道具の複製なんですね。
欲しくなっちゃう…





右京のあとは、近くの小高い丘のうえの神社に寄ってみました。
丘の上から海も見えました。



ふと見ると境内のベンチに手裏剣。


忍者の忘れもの。
小田原だと、なんだか違和感ないかも。

徒歩圏内にこんな雰囲気のいいお店があってうれしいな。
お正月に和服を着てお食事、なんてのも右京さんなら似合いそう。
着物着せてもらおうかなー