先日、夕暮れどきに浜辺沿いを散歩していたらたまたま松原神社のあたりにたどり着きました。


この神社は小田原宿の総鎮守で、地域の漁師たちに祀られた格式と歴史ある神社だということは小田原の飲み屋で知り合った人から聞いていましたが、実際に訪れたのはこのときが初めてでした。


 



近くの歓楽街「宮小路」とひと続きの一角に突然、タイムスリップしたような異空間が現れます。



昼と夜の境い目のような時間だったこともあって妖しい雰囲気。
あ、、神社の写真を撮ってなかった。


神社の目の前のこの大衆酒場にもなんとも言えず心惹かれました。きっと、長く地元の人に愛されてきたんだろうな。
「大学酒蔵」っていう名前もすごいし、こんな「大学」ならずっと通いたい。
入りづらい…入りづらいけどいつか入ってみたい。

この一角を歩いていたら小田原にいることを忘れて、以前旅した地方都市(下関や宇和島、氷見などの漁師町)を思い出しました。
街に積み重なった時間の重み、というか率直に言って寂れ具合と、海の近さが同じ匂いを感じさせるのでしょうか。