まどマギな夏 | サボリ通信

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大村幸太郎ブログ

今回はヲタ編です。



今更−ですみません、、。

大分前ですが話題になっていたアニメ、魔法少女まどかマギカ 今更ながら全話見ました。





多分4〜5年前から友達に「必ず良いから-」と勧められていて、もの凄い話題にもなっていたので知ってはいたのですが、連載モノを見ていくのが苦手な上、逆にハマってしまいそうな感じもして、あえて避けていたアニメでした。

まあ、見れるタイミングは来るだろう。 と一年二年と過ぎて
今夏、本当今更なのですがまとまった時間とれて全話「時は来た! それだけだ。」とみるみる観了したのでした。   いやー面白いわ

これから見られる方もいらっしゃるかもしれないので多くは語りませんが、確かに、これは人気でるわけです、、


魔法少女。
イメージからすると子供たちに人気のキャラクターが悪者を仲間と協力してやっつけて地球を救って一件落着 と言ったところでしょうか?
本作も大筋はそんな感じですが、一つ条件が付きます。

−魔法少女になれば、どんな願いも一つだけ叶う。その代わり代償は永遠に魔女と戦い続けること−

まるでギターの腕と引き換えに悪魔に魂を売ったロバートジョンソンのようですが、
キャラクターたちも様々な心境から願いを叶えるため契約をし、魔法少女となって戦います。 風邪をひこうがイヤだろうが何だろうが。生きてる限り戦い続けなければならない

なんていうか借金背負って働き続けるような描写で

この辺りが従来の魔法少女イメージからは反するパンク観というか、
回が進むたびキャラクターたちは内向的な抱え込みが多くなって、明るくポジティブに敵を倒すヒーローとはあきらかに違う、ジメジメとネガティブに魔法少女やってます、みたいなリアルな感情があって、このあたり実にグランジ的な格好良さを感じます


また
主人公たちのかわいいキャラクターデザインとは対照に敵側の描写はとても怖くて
アートワークをコラージュしたような美術で敵キャラを表現されています。
そのものだけを見れば大変美しいのですが、キャラクターとのあまりの質感の違いに異空間度がすごく、不気味さがかなり際立っています。しかしこれはすごい魅力的。敵キャラの概念は覆ります笑



と、あまり喋ると野暮なのでこの辺りで キャラが苦手でも戦闘シーンだけ観ても楽しめるアニメだと思います



何故、友達が勧めてくれたのか、がよく分かりました。
アニメやモノ作りも写真や絵画も、もちろん染色も、発想の転換があってさらに面白くなります。 モノを創るなら、と友達は教えてくれたようにも感じました。 ちなみにその友達は某アニメ会社出身のプロ 

毎度だけど、もっと早くに見ときゃ良かった


かっこいいものや面白いもの、知らないだけでこの世の中にはまだまだあるんでしょうね

少しでも気になれば、見てみる、飛び込んでみる。がいいのかも。




皆さんにも新しい発見がありますように

またブログします。