今日は、先日受けた年1の検査の結果を聞きに

朝から病院へ。



肺のタピオカ=良性転移性平滑筋腫瘍が

大きくなっていないかを

毎年1回、12月に診てもらっていて

先々週受けたCTの結果を聞きに行ってきた。


いつも人が多い病院、

今回も病院が近付くと

その周りがぐるりと駐車待ちの車で囲まれていて、

3つの入り口それぞれが行列している。



その列に並んで仕舞えば

30分以上は動けないことは

容易に想像できたので、



時間きっかりに着くように家を出てきた私は

近くのコインパーキングに止めて

足早に病院へ向かう。



周辺🅿️もなかなか空いてなくてグルグルしたけど

一台だけ空いているところを発見!

ラッキー✨



呼吸器内科も,すごい人!

その中でも私の先生は割と回転が良く

10分待ったかどうか。

これまたラッキー✨



診察室に入ると、先生は

昨年のCT画像と今年のを

カチャカチャと数枚変えながら

ひとつずつタピオカを差し棒で比較しながら言った。



医師『もうこれもこれも大きさに変化が無いし

おそらく何年撮ってもこのままだろうから

もう一旦卒業にしようと思うけど、どう?』



私は『はい、大賛成です!

体調も特に変化無しですし、

そろそろ良いと思います』と返事をした。



先生は、だよね、という感じで

『では、あなたの近くの〇〇病院か〇〇病院を

かかりつけにしておくのはどう?

ここの病院出身の先生達だし、

何かあったらボクから話できるし

うちからすぐこの写真も送れるから』



そう言って、病院が書かれた2枚のプリントをくれた。



じゃ,元気でね、と言う先生に

お礼を言って、病院を後にした。



やっと、卒業。

四年かかって、無事卒業。



肺腫瘍は無くなったわけじゃないし

一生を私と共にするんだろうけど、

卒業というだけで

なんだかとっても清々しい気分☺️



そして、

今の命を生かされてるのを感じて

改めてしみじみとその意味を考えながら



賑わう12月の街へ繰り出し、

日頃お世話になってる人達への

プレゼントを買うため

百貨店に入った。




私が今、毎日元気に仕事できてるのも

毎日楽しく過ごせているのも、

周りの人たちのおかげ。




肺腫瘍が見つかった当初は

悪性かもしれない、と言われて

余命を意識したこともあった。


もしかしたら タヒんでいたかもしれない。


そう考えたら、今は

もう一度生を与えられた

生まれ変わった命。



今好きな仕事をして

素敵な人たちに囲まれて仕事が出来ている

この状況をとても幸せと感じるので、



この与えられた命を無駄使いしないように

毎日きちんと生き抜きたい。と思った。



なんか若いつもりでいたけど

あっという間にアラフィフになった。


この命はとっくに折り返しターンを回っている。

そう、ボーッと生きてる暇はない!のだ。



周りの人に感謝しながら

ありがとう、って日々その気持ちを

皆さんにお返しするように

私に出来る限りのことをやっていこう。



きっと肺腫瘍がある限り、

この気持ちは忘れることはない。





タピオカ=肺に点在する無数の腫瘍は

トラブルだらけだった私の子宮のカケラ。



もう無くなってしまった子宮だけど

摘出されるのを知ってか知らずか

必死にタピオカを全身に飛ばして

少しでもカケラを残して、

我ここにあり、と最後に存在をアピールしたかったのかもしれない。



そう思うと、トラブルメーカーな子宮も

一生懸命だなって、

なんか可愛いく感じてくる。



子宮はなくなったけど

そのカケラは私の肺にある。



トラブルメーカーな子宮だったけど

そのおかげで

食療法やアロマテラピー、

メディカルハーブに出会えた。



そして今はそれを生業にしているって

運命は偶然の采配にしては

出来すぎている!



マイナスに感じていた子宮が連れてきてくれた

恩恵が大きすぎて

もうなくなった子宮に感謝しかない!



子宮を擬人化するな!って声が

聞こえてきそうだけども

だって本当にそう感じているんだもん。



これからも,真っ当に,誠実に

命を無駄にしないように

私の人生を歩いていく。



ワタシラシク

全力で。


肺のタピオカとともに。



四年続いたこちらのブログ

(最後3年は年一回になったけど)、

これにて閉じたいと思います。



レアケースだけに、

記録しておこうと思いました。



読んでくださった皆様

ありがとうございました。



タピオ香