一つ前の記事から、間が空きました。

夏も真っ盛りだったその時から
そろそろ秋の気配を感じるようになり
季節は早くも移り変わっていることを感じます。


大学病院へセカンドオピニオンを受けようと決めて
大学病院とやり取りして、
その日が決まりましたが


その前に、
私の中学校の同級生の産婦人科医に
今回の件に関して意見を聞いてみようと。

友達オピニオンです。

彼女は以前は
私が通う総合病院に勤めていて

私の独身時代の子宮筋腫の経過観察から
筋腫核出の手術、
結婚して妊娠してからは妊婦検診、
長女次女の出産の時は
二回の帝王切開をしてくれた人。


言わば、私の子宮をずっと見てきた人で、
私の子宮を3回も開けている人で
私がとっても信頼を寄せる人でもあります。


彼女は同じ病院のお医者さんと結婚して
旦那さんの転勤に付いて行ってたのですが
お子さんの小学校入学とともに
地元に戻り、
今はとある個人病院に勤めている。


彼女になら、
病院の先生に聞きにくいことでも
聞きやすいかなと思う反面、


今は別の病院に勤めてるし
古い友達とはいえ
プライベートな時間に
患者がのこのこと電話してくるのは
無報酬になるわけだし迷惑だよね。。。と
チキンな私はなかなか電話できずにいたのだけど


やっぱりセカオピ前に
懸念事項をクリアにしておきたい思いが強く、
自己中かもと思いつつも
おそるおそる電話をかけてみた。
午前の外来が終わったであろう時間を狙って。


すると、すぐに繋がって
おー久しぶり!というありきたりの挨拶から
すぐに今の私の状態の話しへ。


健診で肺に無数の腫瘍が見付かったこと。
その腫瘍の正体を探るべくpet検査やMRIなど
様々な検査をしたこと。
胸腔鏡術で肺の組織を取って
生検に出すと
おそらく子宮が元発の
転移性良性平滑筋腫瘍であろうと言われたが
肺に飛ぶということは
低悪性度の肉腫である可能性も
否定できないと言われ、
子宮全摘の手術をする方向で
話が進んでいること。


その際に両側の卵巣を取るべきだと
医者には言われているが、
両側取ると更年期障害の症状が
出るのが嫌なので片方は残して、
経過観察をしていきたい。


その経過で肺の腫瘍が大きくなるようなら
その時に右の卵巣も取ればいいんじゃない?
いきなり両側取るのは、やり過ぎでは?という
私の思いを全て伝えました。



彼女はまず
『めっちゃレアケースだね!』
と言ってから

『私が話すことは
一医者の意見であって
コレだけが治療法では無いかもしれないけど
参考程度に聞いてほしい』と
前置きをした上で


『私なら、子宮全摘。
そして、卵巣も両側取るかな』



あ、やっぱりそうかー。
総合病院の医者達と同じ判断。


でも、彼女がそう言うのならば
それがベストかもしれない、と
すぐに考えている自分がいました。←単純


『私たちの年齢で閉経したとしても
早発閉経とは言わない。
実際に終わる人も
ちらほら出てくる頃だから。
私たちも、もうそろそろ終わりだよ。
閉経が少しだけ
早くなったと思えばいいんじゃない?』


確かに!←単純


同い年の同じ女性だからこそ!の
説得力のあるお言葉。


『更年期障害になるかどうかは
人にもよるし、ならない人もいる。
なったとしても漢方薬とかを使えば軽快するし
そんなに悲観しなくても大丈夫』と。


うんうん、ホントそれ!←単純


他にも色々彼女なりの論拠を述べて、
納得するように説明してくれた。


総合病院の医者達には
同じこと言われて
すごく腹が立ったのに

彼女が同じことを言っても
全く腹が立たないどころか
すごく納得。


やっぱり彼女に聞いてよかったなー。


もう大学病院のセカンドオピニオン、
受けなくてもいいかな?と思える程


私の気持ちも整理されて
子宮全摘+卵巣両側摘出に
前向きな気持ちに。


電話の最後には
お互いの近況報告や
世間話もして
かれこれ小一時間。


突然ゴメンネーと言うと
午前の外来が終わって、
昼休みに帝王切開をして、
これから帰ろうとしてたところだよーって。


そんな彼女の貴重な時間を
小一時間も頂いてしまったのに
『いつでも電話していいよ!』と
サラリと言ってくれる
相変わらず男前なところと
懐の深さに泣けました。


これから婦人科系の病気になった時は
やっぱり彼女を頼ろう!と思ったけど
そう言えば私
婦人科系の臓器
全てなくなるんだったわ💦


だから今後、
婦人科系の疾患にかかることもない。



嬉しいような、
悲しいような。


友達オピニオン、
本当にありがたい。


持つべきものは、
良き友だな。
しみじみ。



その1週間後、
大学病院で受けた
セカンドオピニオンついては
次の記事で。