7月上旬の手術で摘出した
肺腫瘍の病理検査結果が出たので、
今日は病院へ行って来ました。
肺のX線撮影
↓
採血
↓
呼吸器科
↓
婦人科
と、
今回もたくさんの工程をこなしました。
お昼ご飯を食べて
すぐに病院行って
終わったの16時半!
呼吸器科まではスムーズだったのに、
婦人科が1時間半待ちで、
終わったらぐったり。
そして17時半から次女の歯医者で
帰宅したら19時半。
病院ばっかりDAY。
流石に疲れました💦
さてさて。
私の肺の中のタピオカ=肺腫瘍について。
胸腔鏡手術でそれを二つほど取り、
病理検査に出した結果を
まずは呼吸器科の主治医U先生から聞きました。
肉片は壊死なども見られないため
おそらく子宮元発の
『転移性良性平滑筋腫瘍』であろうと。
非常に低悪性度の肉腫である可能性も
ないことはないと書いてあるけど
まー大丈夫でしょう!と。
呼吸器外科U先生は、いつも軽い。
(いい加減とも言う。笑)
それとも、心配させないように
あえてそう振る舞っている?
いつものように
あっけらかんと話されました。
そして、
X線撮影の結果。
切除した肺の部分が
切ったとは全く分からないくらい
ほぼ元通りに膨らんでいて、感動!
すごいね人体って。
よーく見たら、切り取った箇所は
ホッチキスの跡が見えなくもない。
そして、
入院中から先生が気にされていた
血液中の好中球の値について。
まだ普通よりは低いものの
許容範囲の値に回復。
もう風邪引けますね、と先生。
良かった!
呼吸器科ではそんな感じで
深刻な雰囲気は無く終了。
でも、そこ安心するのは
早合点でした。
次に婦人科へ。
今後の治療についてM先生と話す。
さっきのU先生の
カラッと晴れた雰囲気(いい加減ともいう)は
何だったのかと思うほど
一気に雰囲気が変わる。
ピーカンの快晴☀️からの
ゲリラ雷雨⚡️みたいな。
婦人科M先生が言うには
良性のものはそもそも
他の場所に転移しない。
転移するものは、
普通は悪性のものが多い。
なので今回の肺に転移してる平滑筋腫瘍も
完全に筋腫であるとは断言できず
低悪性度の肉腫である可能性も
否定はできない、と。
良性の筋腫が飛ぶ。
これは非常にレアケースで
国内でも報告が少ない。
その数は癌よりもずっと少ないそうで、
私はどうやら激レアさんに
なってしまったらしい。
レアケースゆえ
このように手術したらいいという標準治療や
国の示すガイドラインが無い。
だから手術も
どうするかなんだけど…
とりあえず
腫瘍の原発は子宮筋腫なので
これ以上体中に転移しないように
子宮全摘を勧められました。
子宮全摘。
予想通り、キターーー!
という感じ。
そして子宮全摘の際、
MRIでは左の卵巣にも
何かあるように見えるので
左側の卵巣はもちろん、
両側の卵巣を取ると。
子宮全摘に関しては、
以前も言われていたし、
今日はそれを言われるのではないかと
予想はしていて、
心の準備はある程度できていた。
この前
『子宮全摘』というキーワードが
先生の口から出た時から
いろいろ考えて
私も納得していた。
もう子宮のお役目は
終わったんだと
不具合だらけの私の子宮よ、
今までありがとう。
でも、
両方の卵巣を取るのは
正直抵抗がある。
それ、本当にしなくちゃいけないの?
卵巣が無くなってしまうと
女性ホルモンが分泌されなくなるため
急激に更年期症状が現れ、
その症状が5年6年と
長く続く人もいるとか。
いやだよー、そんなの。
だってもう更年期が来るって。
早すぎない?
腫瘍がありそうな左卵巣の摘出は
やむを得ないにしても
せめてキレイな右側は
残したい💦
それを伝えると、
先生は
肺の腫瘍はおそらく
子宮筋腫の転移したものなので
ホルモンが分泌される限り
肺の腫瘍も大きくなる可能性がある。
そうなると心臓を圧迫したり
呼吸がしにくくなることもあり
命に関わる。
だから両側取る方がいい、と。
まぁ、言ってることは、分かる。
だけど呼吸器の先生は
そんなに急激に大きくなることは
おそらくないだろうと言っていたし
急に両側取らなくても良くない?
そして先生は
「卵巣を両側取った場合、
お薬でホルモンを補充します」と。
え?
ちょっと意味がわかりません。。。
元気な卵巣まで取って、
ホルモン出なくなったから
ホルモン補充するって。。。??
それなら、なおさら
右側は取らなくても。
それを伝えると、
補充するホルモンは
自分が分泌するホルモン量より
ずっと少ない量だと。
あまり多く補充してしまうと
肺の腫瘍を育てることになりかねない。
私としては
右は残して、
ホルモンは自分のもので賄い、
閉経の時期を待ちたい。
50歳位で閉経するとしたら、
あと7年くらいだし
母や姉は40代後半で閉経したから
きっと私もそう長くない。
右の卵巣を残して、
もし肺の腫瘍が大きくなったり
おかしな方向へ行き始めたら、
その時に右卵巣の摘出を
考えれば良くない???
1度に全部取らなくても。
段階を経て
徐々に治療するのはダメなのか。。。?
とりあえず8月頭に
医師と夫と私で
どのような手術にするか
話し合いをすることになったので
その時までに、
充分に考えておこう。
手術予定日は8月下旬。
悪性の可能性もあるので
早めの方がいいでしょうと。
手術方法は開腹。
全身麻酔。
過去に開腹手術は、3回(筋腫摘出+帝王切開2回)。
これで4回目の開腹手術となる。
そして全身麻酔は3回目となる。
全身麻酔と聞いても
以前ほどは恐怖感が無くなり
だいぶ慣れてきてる自分が怖い。
とにもかくにも何事もなく
無事終わりますように。