昨日、手術後はしゃべるのも辛く、
スマホの画面を見るだけでもしんどい。
死んだようになって
トロトロと眠ってばかりいたけど
朝になったらだいぶ気分が良くなっていた。
朝イチで、両足についていた
エアーマッサージャーを外してもらう。
一気に涼しくなり、軽くなった。
これ、この季節は蒸れて暑かった。
冬は良さそう。
今日から食事も食べられるそうで、
早速朝食が来た。
the 流動食。ストローが付いてる。
重湯
味噌スープ←そう書いてあった
卵豆腐
ジョア
なんかホテルのモーニングみたいじゃん、
そう思える心の余裕が出ていることに気付く。
食べられるかなーと思いつつ口にしてみる。
心配とは裏腹に、
全然食べられる。笑
重湯と味噌スープ、
最初はスプーンで一口ずつ
口に運んでいたけど、
そのうち5口目くらいから面倒になり、
器ごと持ってずずずーっと吸い込み
あっという間に完食。
バキュームカーさながら。
お腹空いてたんだな私。
昨日は1日食べてないもんなー。
朝食後は、右側の動脈につながっていた点滴が一本取れた。
そしてベッドに大きなアトラクションがやってきたと思ったら
レントゲンの機械だった。
撮影した結果
肺の膨らみも問題ないということで
肺から出ていたドレーンも抜けた。
心配していたドレーン抜く時の痛みも
まったく問題なし。
10秒息止めて!って言われて
ものの1秒で抜いていたU先生。
神か!
いろいろなしがらみが取れると、とっても身軽に。
看護師さんに全身を拭いてもらい、
院内着に着替えさせてもらう。
点滴を押しながら歩いてみましょうか、と言われ
看護師さんと病棟を一周。
全然歩ける。
歩くと血が混じった痰が絡むので
随時吐き出しながら歩く。
歩いてどんどん吐き出した方がいいなと
直感でそう思う。
腹腔鏡や開腹の時は、
起き上がるたびにお腹に圧がかかって
動きが鈍かったけど
胸腔鏡は、動くときも
そんなに圧が掛かるわけじゃないから
そんなに痛くない。
誰だよ、
胸腔鏡の術後の方が痛いって言ったの。←U先生
それを先生に言うと。
胸腔鏡が痛くないのは、
肋骨の広い部分を狙ったせいもあるけど
キミが大柄だからだよ、だって。
確かに、小柄な男性より大きいけどさ。
身長168センチ。
大柄で良かった。
それからしばらくして尿管も外れて、
午後からは点滴のみに。
病棟内を歩き回る。
ピョーンとでている三色の線は心電図。
歩いた方が血栓予防にもなるし
痰も出しやすいし
肺のためには良いらしい。
中心のナースステーションを取り囲むように
病室があるので、ナースステーションをぐるぐるする感じ。
途中、ゴミを捨てに行ったり
お茶をくみに行ったりする用事をわざと作って、
歩く歩く歩く。
歩く時に、背筋を伸ばして
深呼吸をすると、
気管支に絡まった血痰が上がってきて
出しやすくなる。
吐き出してスッキリ。
夕方には点滴も外れたので
一階の売店にも行ってみた。
なんか、行動範囲が広がるって楽しい♪
その合間合間にベッドを起こして座っていると
うとうとと、寝てしまう。
やっぱり体は休息を必要としてるんだねと
欲望のままに寝ていたら、
夜になっても目が冴えて冴えて。
全く寝られなくなってしまった!
電気を消してもなかなか寝られず
横になって寝入るのを待つ。
看護師さんが見回りに来た時は、寝たふり。笑
寝返りはまだ痛いので、
かばいながらよっこらしょ、という感じで
体を動かす。
夜中1時半くらいまで記憶がある。
翌朝は5時半に目が覚めた。
早っ。


