土曜日に受けたPET検査とMRI検査の結果を聞きに
火曜日に総合病院へ。
この日は婦人科の後、
呼吸器腫瘍科へ行くことになっていた。
まずは婦人科へ。
呼ばれて入ってみると、
医師はこないだの西郷ドンK先生ではなく
三年前に手術を受けた時の主治医M先生だった。
『K先生から聞いて、びっくりしましたよ』と
先生は言ったが
いや、びっくりしたのはこっちの方ですよ。
急にM先生に変わってるなんて。
前の手術をしたのがM先生だったので
K先生よりも私のことを色々ご存知のM先生がいいだろうということで
担当変更となった模様。
PETの結果は、明らかな糖の集積は認められない、とのこと。
腫瘍マーカーも、異常なし。
つまり、癌では無さそう。
それを聞いて
とりあえずホッとする。
ひとつ気になる点があるとすれば
左の卵管が腫れてるように見えること。
これはMRIでも腫瘍なのか、
ただの卵巣の腫れなのかは
分かりかねるようで。
三年前に取った私の筋腫は
ふつうの筋腫とは違って
柔らかい組織が層になって
一つの袋に入っていた。
今回の筋腫もMRIで見るとそう見える、と。
その筋腫が肺に飛んでいて、
良性の肺腫瘍になっているのだと思うが
悪性の「肉腫」の場合もあるから、
とりあえず肺の組織を取って
病理検査に出してみましょう、とのこと。
良性であれば、
子宮筋腫が肺に飛んでいるということで間違いない。
これは世界的にも非常に稀なケース。
悪性の肉腫であれば、
それなりの治療をしましょう、と。
私なりにインターネットで調べて
子宮筋腫の既往歴がある人が
同じように肺に筋腫が転移している論文を発見していたので、
やはりそのパターンか、と言う感じ。
でも良性ならね。
そしてM先生は続けた。
筋腫の組織は、ホルモンの影響を受けるので
閉経まで大きくなり続けるし
悪性に変化する可能性もあるので
子宮全摘と左側の卵巣摘出が良いのでは?と。。。
え?なんですと?
ちょっと待ってよ先生。
いきなりそんなの言われても。
とりあえず肺の組織検査でしょ
子宮全摘って言われて、
即決する人いないでしょ。
子宮温存or全摘はとりあえず先送り。
もう子どもを産むつもりはないので
子宮はとってもいい。
生理がないとむしろ楽チンかも、とは思う。
毎月の生理は筋腫のせいで出血多量。
そのせいで貧血も治らないし、
漏れるのが心配で着る洋服も限られる。
子宮が無くなると、そういった煩わしさは無くなる。
それに母の妹(叔母)は昨年秋に
子宮体がんで亡くなった。67歳の若さで。
筋腫は癌化する可能性はあるけど
取ればその可能性はゼロになる。
アンジェリーナ・ジョリーが
乳がんの可能性があるからって
おっぱいを全部切ったのと同じだなー。
卵巣は、全摘したら更年期症状が出るが
ひとつ残しておけばそこから女性ホルモンが分泌されるので
更年期にはならないそうで。
子宮とったらウエスト細くなりますか?って
思わず聞いてしまった。
うーん、あまり変わらないと思います、と
いつも冷静なM先生は淡々と答えた。
確かに先生の言うように子宮、
取ってもいいかなーとも思うけど
閉経まで長くても10年くらいだとしたら
置いておいてもいいのかも?と思ったり。
まーそれはその次の段階なので
ここでは一旦答えは保留。
よく考えてみよう。
続いて呼吸器科に行くと
呼吸器科外科に行くようにと言われ
はじめてのU先生に見てもらう。
この先生がまたスパッと言う人で
「おそらく良性でしょう(知らんけど)』。
めっちゃ軽い感じでそう言われました。
婦人科のM先生は、まだ確定はできないし
半端なこと言えないから言葉を選んで慎重に話してる感じがあったけど、
こいつはチャラいな。
でも、スパッと言ってくれるおかげで
不安も消えた。
手術をいつにするか?という話になり
2週間後の
6/26金曜日はどうか?と言われる。
え?早くないですか?
心の準備が。。。と返事をできずにいると
悪性だったらいけないし、
早くやった方がいいですよ!とU先生。
え?あんたさっき多分良性っていったよね?!笑
とにかくあまり放置しない方がいいらしく。
でも6/26あたりは、
仕事が立て込んでいるので難しい。
手術日が月金だというので
1週間先の7/3を提案→OKとなる。
そしてその日、急に術前検査を受けて帰ることになった。
まぁ何度も来るよりもいっか。
呼吸器、心電図、レントゲン、血液検査などをその足で受けて
終わったのが15時くらい。
この術前検査を受けるのも、5回目。
お疲れさま私。
とりあえず、癌ではなかったみたいで良かった。
あとは腫瘍が良性であることを祈るのみ。