癌かもしれない。
そう言われて考えたのは、
私の人生。
人生っていうと大袈裟な感じだけど
もしも、もうすぐ死ぬとなったら?
今までの人生を振り返ってみると
やりたいと思うことは
ある程度やったし、
思い残すことは
あまりないかもしれません。
やりたい仕事を自営業でできてるし。
やってみたかったcafeもオープンしたし。
結婚は2回したし。笑
娘も2人授かったし。
やり残したことってあるかなー?と考えてみても
大きなことは思い浮かばない。
そう思えるということは
私の人生、
幸せだったんだなー。
↑
何故か過去形
今浮かんでくるやり残したことは、
新卒内定が出た旅行代理店の
ツアーコンダクターを
辞退せずにやりたかったなーということと、
海外旅行。
マチュピチュとモンサンミッシェルと
オーストラリアに行けてないことくらい?
ここで死ぬかも?という状況になったら
反抗期で憎たらしかった娘たちが
急に可愛く感じられるようになった。
この子達が生まれたのは
奇跡だったんだ。
遅まきながら、そのことに気付く。
独身の頃から子宮筋腫があって、
貧血が酷くて
筋腫の位置的に
子供を授かれないかもしれないから
手術した方が良いよと医者に言われて
それならもう取ってしまおう!と
1回目の手術をしたのは、
今の夫との結婚が決まった30歳の時。
結婚半年前の12月に手術。
翌年の7月に挙式して8月に入籍。
10月の新婚旅行の途中で妊娠発覚。
翌年6月、長女が誕生。
その2年後、一度流産。
でもその3ヶ月後にすぐ
次女がお腹にやってきてくれて
35歳で出産。
もう1人ほしかったけど
次に出来た筋腫が邪魔して
着床しない。
また流産。流産。
30代のうちに3人目を妊娠したくて
38歳で手術したけど
その後どーやっても高齢になった夫婦には
なかなか授からず。
もう既に2人に恵まれているし、
不妊治療までは贅沢かと
40歳になった時に
この子達で終わり、と
納得して妊活終了した。
子は親を選んでやってくるというけども
トラブルのある子宮にやってきてくれた
わが子たちには、感謝しかありません。
そう思うと、生意気で
憎たらしい娘たちも
よくぞ生まれてきてくれた!
あらどっこい可愛く思える。
いつも自分のこと優先で
娘たちのことを後回しににしてしまう
良い母じゃなくてゴメンね。
かーさんはある程度
自分のやりたいことやったし、
これからは娘たちを
優先にしていこうかな。
↑
今のこの気持ち、
忘れませんように。
もうすぐ死ぬとしても
自分のことは悔いないけど
残念なことがあるとするならば
この2人がどんな素敵な女性に成長するのか?
どんな人生を歩むのか?
それを見届けられないことかもしれない。
それを見るためにも、生きなきゃ。