いつもお越しいただきありがとうございます😊
今朝の報道番組で見ましたが
乳がん検診啓発ポスターが物議を醸しています。
乳がん罹患者の方もいらっしゃるので、
ここから先、私の意見を書きますが
このまま閉じてくださっても構いません。
そのくらいセンシティブなことだと考えます。
このポスターです
ポスターだけの画像がとれなかったので
サイトをスクショしました。
個人的な意見ですが
私はこのポスター「いやです」
多くの人が「自分はがんにならない」と思っているけどそうじゃない。
毎年9万人に乳がんが見つかっているから検診を受けましょう。
と言う趣旨なんだとは思います。
でも、なぜ福引き?
乳がんは「あたり」なのか。
それとも「はずれ」をひいたといいたいのか。
そもそも、この玉があたりだとして
福引きであたりをひいて「まさか私が」とは言わないと思います。
「まさか」は良い意味では使わないと思っています。
なので、このポスターの「まさか」はネガティブな意味を持つと解釈しました。
世の中にインパクトを与える。と言う観点から言えば成功だったかもしれません。
報道番組によるとこのポスターには賛否両論あるそうです。
全員が賛成するものを作るのは難しいことは重々承知です。
ただ、命を落とす可能性のある乳がんについて、福引きを使ったことは
命をあたりはずれと表現しているようで嫌な気分になります。
公益社団法人 日本対がん協会から公式に謝罪文が出ました。
「日本対がん協会が主管するピンクリボンデザイン大賞は、
乳がんの早期発見の大切さを伝え、検診受診を呼びかけるとともに、
正しい知識を習得していただき、ご自分に合った適切な行動を起こしていただくことを目的に実施しております。
しかしながら、これまでの入選作品に対し、問題点を指摘する多くのご意見が寄せられております。
選考の責任はわたくしども協会にあり、お気持ちを傷つけてしまった患者さんやご家族のみなさまにお詫びを申し上げます。
また、偏った価値観に基づいて作品が選ばれているとのご批判もいただきました。
ご意見を真摯に受け止め、よりよい啓発活動のあり方を探ってまいります。」
選考委員が誰なのか、どんな趣旨でこのポスターを大賞に選んだのかはわかりませんが
私はやっぱりイヤです。
あぁ。もっと文章能力が高ければ。
なぜこれがイヤなのか、もっときちんと説明できる能力が欲しい。
ちなみに過去の作品はここから見られます。
ヒストリー - デザイン大賞 | ピンクリボンフェスティバル公式サイト (pinkribbonfestival.jp)
2020年の作品も、好きかキライかって言ったら好きじゃないけど。
選考者のセンスと私のセンスが根本的に違ってるのか
選考者は「衝撃的なもの」を好むのかわからないけど。
