いつもお越しいただきありがとうございます😊
サムネイル用に、よつが眠る庭に植えたネモフィラ。
ひたち海浜公園とは気温差があるから
これから満開になるはず![]()
さて、美の壺 紬 見ました。
ネタバレになりますので、まだご覧になっていない方はどうぞ閉じてくださいませ。
真綿かけをしていた植野先生の糸取り講習を受けました。
そのあと、伝説の糸取りさんと呼ばれる方の講習を受けましたが
お二人の取り方は違うなと思いました。
いいとこどりさせてもらいます。
さて。
鬼怒川は昔は暴れ川で、しょっちゅう氾濫していて、
川のそばの桑畑がダメになり、養蚕に影響が出るので
福島県の保原町に袋真綿作りを助けてもらっていたそうです。
その繋がりから、今では結城で袋真綿はほぼ生産されず
保原町の袋真綿で糸を取っていると聞きました。
大島紬も興味深く見ました。
タンニンと鉄分が結合して黒になるとは。
それを発見した人すごいなぁ。
柄の出し方も結城とは全然違って。
でも、色をつけないってところは同じなんですね。
天蚕糸は、栃木県小山市にある「桑・蚕・繭・真綿かけ 糸つむぎの里」で黄色い繭を見せてもらいました。
この色の糸ができるのか聞いたら
糸にすると色が抜けてしまうそうで
天蚕糸もあの綺麗な緑色が抜けてしまうようでした。
あの色が残せたらどんなに美しい着物になるだろうと思います。
山繭は守って繋いでいかなくてはいけないとおっしゃったのが響きました。
結城紬も大島紬も後継者不足の問題に直面しています。
もちろん結城や大島だけじゃなく他の産地もですが。
後世に繋いでいかなくてはいけない大切なものです。
その一助となればと思って糸取りを始めたのです。
さて。
BSプレミアムが見られない方で
美の壺 紬 が見たい方は少しお役に立てるかもしれませんので
私と交流のある方はメッセージいただけたらと思います。
