いつもお越しいただきありがとうございます😊

専務貸切で案内してもらっている「結城紬ファンミーティング」ですが
機屋さんに連れて行ってもらって
実際の制作現場を見せていただきました。

これはつむぎの館の体験館にある地機
手前にはつくしとおぼけがあって、
糸取りの体験もさせてもらえるようです。

伝統工芸士の織子さんが
ベタと呼ばれる「反物の端から端まで亀甲が入っている」反物を織るところを見せてくれました。
これは160亀甲だそうです。
絣糸を通したら無地の糸を2本通しての繰り返しで
絣糸を通したら模様を合わせるのですが
織るより模様を合わせるのに時間がかかるので
一反折り上げるのに5ヶ月かかるそうです。
これは模様の設計図?
これに合わせて墨をつけて絣くくりをします。
160亀甲の細かさがわかってもらえると思います。
緯糸の絣くくりをしています。
写真じゃなくて動画を撮れば良かったです(´・_・`)

青い糸をくくって漂白します。
くくったところを解くと青は残ります。
青い糸をくくって漂白したら、次の色に糸を染めてまたくくり
これを何度も繰り返していきます。
だんだん墨が薄くなってしまうとおっしゃってました。

機屋さんのご夫婦はお二人とも伝統工芸士さんです。
とても丁寧にわかりやすく説明してくださいました。
結城の高校で卒業制作にも携わっているそうです。

文字でしか知らないことを実際に見せていただいて
説明していただいて、とても勉強になりました。

もう一回続きます。