リサイクルショップで、確か2000円くらいで(それも何度も値下げされてて)売られていた
紬と思われる反物。
多分、ずーっと売れなくて、何回も値下げされたのに
この先もきっとずっとここにあるんだろうなと思ったら
なんだかかわいそうになっちゃって
柄も好みだったので、連れて帰ってきました。

ずっと置かれていたせいで、なんとなく薄汚れてて
さらに黄ばんでるようにも思えて、
さらに反物の端はアクが出てたり、
まあ、反物の状態としては良いとは言えないのに
これを買ってお仕立てに出すかと言われたら
絶対にない(笑)

でも、自分で縫えばいいんじゃん。

リバティ小紋で調子に乗ってるので
紬の単衣を縫うことにしました。

で、まずはこの紬を洗ってみることにしました。

洗濯機のドライコースで
エマールで洗いました。
脱水は2分。

本当は犬用シャンプーがいいけど
洗濯機が犬用シャンプー臭くなって
明日の洗濯物が臭くなると困るので(笑)

洗濯機で洗ってどの程度縮むかも見極めたかったので
犬用シャンプーで手洗いはしないで
エマールで洗いました。

洗ったら低温と中温の間で
濡れた状態でアイロンをかけました。

本当は当て布をすべきだと思うのですが
そこまで過保護にするつもりはなく
汚れたら家で洗う、木綿着物と同じ扱いです。

アイロンをかけたので布団干しに干しました。

ところどころにある赤い花が可愛いと思います。

洗ったらなんとなくスッキリ キレイになった気がします。
黄ばんだ感じも取れたような。


ただこの紬、洗ったら匂いました。
エマールの匂いじゃなくて
樟脳の匂いでもなくて、
紬の匂いなのか(そんなのあるのか?)
はたまた「古い布の匂い」なのかわかりませんが。
しばらく干しておいたら抜けるだろうし
ダメなら今度は犬用シャンプーで洗ってみます(笑)