始めにお断りしておきますが

私は和裁の知識も経験もありません。
洋裁も教室に通って習ったわけではありません。
 
でもリバティの着物が着たいと思ったので
自分で縫ってみることにしました。
そして、自分の記録として、またどなたかのお役に立てたらと思いブログに書くことにしました。
 
和裁が出来る方から見れば
おかしなところも多々あると思います。
着物を縫っていますが、これは和裁でなく「洋裁着物」です。
「ミシン着物」とも言います。
なので、おかしなところは目をつぶっていただけると嬉しいです。
 
 
 
③の最後に次は衿をつけると書きましたが
衿の前に居敷当てをつけた方がいいと思ったので
先に居敷当をつけます。
 
居敷当はビリケンモスを使います。
何しろ二反分もあるので、
使っても使ってもまだある(笑)
 
裾から94センチくらいのところまで当てたいので
縮むことを考えて1メートルを2枚切ります。
 
水通しをしたら、長さが3センチ弱縮んでいました。
収縮率約3%ですね。
 
1枚を縦に半分にして残りの布に縫い付けます。
これで、後ろ身頃全部を覆えます。
 
今回、布のミミを残したので
片方の縫い代がかなりあります。
なので、こっちを後からにした方が良さそうだと判断して
反対側の縫い代が少ない方から
縫い代にビリケンモスを縫い付けます。
この時縫い代は1センチです。
 
反対側は脇線に合わせて折って
たくさんある縫い代に縫い付けます。
 
居敷当ての裾側ですが
すでに三つ折りで縫ってある裾に
居敷当を入れて縫えば
見た目もきれいだし、端の始末もしなくていいことに気がついたので
縫った裾をほどいて、裾に入れ込みました。
 
裾に入れた反対側は1センチ折り込んでアイロンをかけ
ミシンをかけようと思ったのですが
自由がきいたほうが良さそうだと思ったので
ここだけは手縫いでくけました。
 
白い布に色の糸だと嫌だったので
下糸は紺の糸を、上糸は白い(生成りだけど)糸にしました。
白い#90の糸持ってないので。
 
居敷当をつけてから
この付け方だと背縫いがわからないことに気がついてしまいました。
背縫いに縫い目がきたら、布に負荷がかかるかと思って
一枚は半分にして縫ったのですが。
 
なのでステッチを入れて
背縫いの位置がわかるようにしました。

背縫いは上半身が合っていればいいんですけど
なんとなくわからないのはイヤかなと思って。
次のお稽古で、先生に居敷当も背縫いのところで縫い目があっていいのか聞いてみます。
 
次は今度こそ衿をつけます。