連投です。
突然ですが
お暑うございます。
みなさんもみなさんのお宅のお子さんも小さいひとも体調を崩されていませんか?
実は私、栃木県民です。
栃木県の小山市と隣接する茨城県結城市、両地域の鬼怒川流域周辺で作られる日本三大紬の1つ「結城紬」(残りの2つは大島紬と牛首紬)があります。
結城紬についての詳細はこちら↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/結城紬
先月「つむぎの館」の館長さんの講演会に参加してお話を聞きました。
結城紬を知って
「60になったら赤いちゃんちゃんこじゃなくて結城紬の赤い着物着て遺影を撮ろう!」
と思いました。
でも、結城紬の糸を作る「糸取りさん」が足りなくて
結城紬の存続の危機だとおっしゃっていました。
糸取りさんの育成が重要な課題であるとも。
これは結城だけじゃなく
どこの産地も同じようです。
(テレビで大島紬の後継者不足を報じていました)
ここまで読んだカンの良い方は
もうおわかりですね(笑)
はい。
糸取り講座受けました。
指に唾液をつけてなでつけます。
結城紬の特徴は撚りをかけない糸です。
切れないように細くするのですが
いやー
難しい難しい!
自分で言うのも何ですが
私、割と器用な方だと思うし
そつなくこなす方だと思っていたので
もっと簡単にできると思っていました。
甘かったです。
そんなに簡単にできたら
糸取りさん不足しないわ。
先生には筋がいいと褒められましたが
それも糸取りさんを増やすためのお世辞かもしれないし。
でも、栃木県民として、そして着物好きとしては
結城紬が危機に瀕しているのを黙って見てるわけにはいきません。
私の還暦祝いの赤い結城紬が着られなくなったら困るので
もっと精進して、糸取りさんになります!
良い糸を取って、糸を買い取ってもらったお金を貯めて
結城紬着ます!
糸取りさんを12年続けると
伝統工芸士の試験を受ける資格を得られるそうなので
今からやれば還暦に伝統工芸士になれるので
(あ、年がバレる)
そこを目指して頑張ります
道は遠いけど
千里の道も一歩からです。
ゆきわらしの「無謀な野望」
乞うご期待!
