今縫っている浴衣は
白とえんじに紫の花柄なので
何色の糸で縫うか、最初にちょっとだけ迷いました。

でもちょっとだけ迷っただけで
白い糸で縫い始めました。

縫い目が出ないところは、
縫い目が出ないんだから何色でもいいんですけど
衿下と裾を縫い終わったら
えんじのところの白い糸の縫い目が結構目立つ。

この写真を拡大すると
結構目立ちます。

次女に見てもらったら
「近くに寄らないとわからないかと思ったけど
割と目立つよ」
と言われました。

袖口を白い糸で縫ったら
なんか猛烈に目立ったので、端切れを持って手芸屋さんに行って、シャッペスパンの似たような糸を買って来て
縫い直したらすごくしっくりきたので
上前の衿下はやっぱりほどいて、同じ色の糸で縫い直すことにしました。

「やっぱりほどいて縫い直すことにしたよ」
と次女に言ったら
「お疲れ様です。紅茶でも淹れる?」と。
思いもよらない優しい言葉に、母は嬉しかったのでした☺️

お振と袖付けのところは、前側がえんじで
後側が白いので、途中で糸を替えました。
白地のところに赤い糸は猛烈に目立つかなと思って。

和裁なら最小限の縫い目を表に出すし
布の色によって糸を替えることもそこまで大変じゃないだろうと思いますが
私が縫っているのは「洋裁着物」なので
そもそもが非常識なわけで(笑)
本人が気になるから糸の色を替えたけど
気にならなければ替えなくてもいいのかもしれないと思ったのでした。


あとは衿をくけたら完成です!

余談。
シャッペスパン、いろんな色があって
縫いやすいと評判だけど
綿の布をポリエステル100%のシャッペスパンで縫うのはいかがなものかなと思ったりもします。
綿の布には綿の糸(カタン糸)の方が馴染むんじゃないかと思うのは古い考えなのかしら。