夢見てる。
私と彼の
どっちか死ぬまで
一緒にいたい。
人の妻と
長い付き合いをするのは
初めてだそうだ。
一番ヤバい関係だから
やめなきゃいけないんだけどよ
その気持ちよりも
おめぇに会いたい気持ちが上回ってなぁ。
そう話した彼の音が
心地よかった。
幻滅どころか
彼を初めて
真っ直ぐに見れた気がした。
疑うばかりで
妄想に怒り
嫉妬に狂い
勝手に
馬鹿にされたと嘆き
勝手に
引きこもり
可愛がられるようにと
しっぽフリフリしていたのに。
その日
彼と会う前日の夜まで
闇の中に居たことが
はっきり体感できた。
朝、視界がはっきりしてて。
あ、抜けた。
って声に出した。
闇の中に
自ら入ったことも認めた。
その闇に入ったから
抜けたことがわかった。
酒に溺れる毎日と
肉体を傷付けることと
彼にヘドロのような罵声を吐くこと
それを
させてくれて
ありがたかった。
それを
やりつくした私も
よくやった。と
抱きしめた。
初めて
真っ直ぐ彼を見た。
底なしの大きな大きな懐だった。
タロット屋さんで言われた
言葉がフワッと浮かんだ。
あなたは
彼と食事しても
彼とドライブしても
彼とセッ クスしても
楽しければいいと思ってるみたいね。
でも、それじゃあダメみたいよ。
ずっと理解できなかったけど
なんていうかな、、
彼と呼吸を合わせていくんだよ。
という表現が近いかな。
何がなんでも会いたくて
無謀なことばかりしてたけど
今日会えないって言われると
女だ、浮気だ妄想して
命の危機を感じるほどに
狂乱してばかりだったけど
女がいようが
浮気だろうが
私は貴方が好きなんです。
貴方も私を好きなんです。
中心のような
核のような
そんな場所に立った感覚だった。
あぁ。
多分、大丈夫。
何があっても、大丈夫。
私は、彼が好きなんだ。
もしかして
本当に
運命なんだと、思う。
丁寧に、
大切に、
呼吸しようと思った。
夢を見よう。
私と彼の
どっちかが死ぬまで
一緒にいたい。