出会いはキャバクラだった。


私を指名していた男の先輩だった。



タテューが両腕から見えてる男で

生きることに疲れているように見えた。


感じの悪い男と思っていた。



数日後

その男から電話がきた。



一声めが


やっぱりお前の携帯かぁ、だった。



指名していた男に

私の番号が書いてある名刺をもらったそうだ。



そこから会うようになった。



どんな感情も出す

私が好きだといった。



旦那がいるのに

キャバクラで働かせてるのが

考えられないといった。



私は借金にまみれていた。

旦那がギャンブルで借りた借金を

返すために

昼と夜と働いていた。



彼は

俺が生活費を持つから

お店をやめてほしいと言って

30万を手渡してきた。



それから毎月

30万プラス

お前の好きなものかいな、と

10万円仕送してきた。



月に一度

1週間だけ帰ってくる彼とは

旦那に嘘を言って

泊まり出掛けたりしていた。



旦那と別居をきめて

彼にアパートをかりてもらった。


帰ってきた1週間

彼はそのアパートで過ごしていた。



子供もなついていた。



なんで

こんな私に

こんなに良くしてくれるのか

最後まで理解出来なかった。



私は

彼に恋心を抱けなかった。


身体も合わせたけれど

気持ちいいと感じたことは

一度もなかった。



神様が

私を助けてくれる

経済的に助けてくれる人材を

送り込んできたのだと

素直に思っていた。



そのうち

私には好きな人ができてしまい

彼を拒否するようになった。



別れを告げると

彼は泣いた。


私との想いでの写真を

切り刻んで泣いた。



そんな男と数年過ごした過去があった。

私、23

彼は、28才だった。



今も元気でいてくれたら、いいなぁ。