好きになった男は

単身赴任で来たばかりの男だった。



歌が上手くて

面白い男だった。



大手のサラリーマンで

育ちの良さが滲み出ている

紳士的な男。



知識も語り口も

優しく物事を教えてくてた。



夜の仕事を終えて

彼のマンションに行くのが

日課になった。


朝の6時に

私は自宅に帰る生活を3年続けていた。



私の子供にたくさんのオモチャやお菓子を

買ってくれていた。



何をするのも

私がお金を支払うことはなかった。



本当に紳士的な男だった。



3年経って

彼はまた転勤していった。



そして恋は終わった。