彼との終わりを決めたとき



大きな安堵感があった。



ゆっくり眠れそうな気持ちがあった。



刺激的な関係で

とてもハラハラしてたから



楽しかった関係だけど

隠れて楽しんでいたから

バレちゃいけない関係だったから



こそこそ連絡取り合って

バレないように

バレないようにと

神経すり減らして

家を出ていたから



親のめを盗んで

悪いことしてた学生の頃みたいに



旦那のめを盗んで

彼と会っていたから



なんにも

怯えることがなくなった今


夢から醒めたような感覚にある。



彼は本当に存在してたのか?という

不思議な感覚。


異次元に

ほんのひととき、遊びに行ってたような感覚。



彼の笑顔だけ

ずっと見えてる。



楽しかったなぁ。



もう、

旦那に監視されることはない。



付け回されることも

根掘り葉掘り聞かれることも

怒鳴られることも

罪を償えと罵声を浴びることも

恨みの眼差しも



全てから解放された感覚。



携帯を放っておいてもいい

バイブや音を消すこともしなくていい 



だらしなくなっちゃうかなぁ。


彼に会うために

お洒落して

綺麗になりたくて



彼に会う時間つくるために

テキパキとやることやってたから


全部どうでもよくなっちゃうのかなぁ。



彼の笑顔を

隣で見ることは、もうないんだな


一緒にたくさん、たくさん笑ったね。



肩すくめて

肩寄せあって

何度も何度もキスしたね。



もう、本当に

終わっちゃったんだね。



余韻に浸ろう。


気のすむまで

余韻に浸ろう。


貴方の太くて力強い腕に

抱かれた感覚をまだ忘れてない。



あんなに好きになれるんだね。


大好きです。



貴方を今でも

大好きでいます。