温かく迎えてくれた人達。 | サレ妻備忘録

サレ妻備忘録

夫の不倫発覚から一年。家族一丸となり戦った日々を綴ります。

私は生まれた時から東京で育っていますが両親は同じ地方出身でよく帰省していたので、私にとっては今暮らしている街は故郷のような存在です桜

 

 

 

祖父の事が大好きで、おじいちゃんのような人と結婚したい!と大人になってからもずっと言い続けていたpearlですが、長男が4ヶ月の頃に亡くなりました。

 

 

 

結婚の際に二人で祖父が入院していた病院に挨拶に行ったのですが、私の為に大切に貯めたお祝い金を立派なご祝儀袋に入れて用意してくれていました。

 

 

 

最後点滴を付けながらよたよたとエレベーターまで見送りに来てくれて、無愛想な祖父が頭を片手で触りながらはにかんで不倫夫に会釈しました。祖父がそんな素振りを見せるとは想像してもいなかったので、エレベーターが閉まった瞬間に号泣してしまいました。

結局話をできたのはそれが最後でした。

 

 

 

今回帰る時に祖父のお供えの熨斗の表書きは『お供え』ではなく、『ご挨拶』にして私と子供達二人の名前を書いてもらいました。

 

 

 

孫娘をどうか宜しくお願いします。という気持ちで不倫夫に会釈したであろう祖父もきっと天国で悲しんでいると思います。

 

 

 

祖母は帰った当初、私達三人の名前が書いてあるお供えと、玄関に小さな靴が二つ並んでいるのを見るたびに涙ぐんでいました。

 

 

 

結婚は当人同士のものだけではないと言うけれど、本当にその通りだと思います。

 

 

 

今は状況を理解してくれている周りの人たちのお陰で素敵な出会いも沢山ありますぴかぴかこれから親子共々どうぞよろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

次回はpearlのホントの気持ち。を更新します。