こんにちは。

小倉珀露です。





ここまで前置きが長くなりまして、


そろそろ作業のお話の方に移りたいところですが、


その前に。(まだあるかーいあせる


用具問題を解決しとかなければならないですね汗うさぎ






まずは筆から。


この4年の間に、何本か買い足してみたものの、


初年度当時、手元にあったのは、お稽古で使っていた筆達のみ鉛筆鉛筆鉛筆



その中で、前任の先生の文字と同じくらいのものがあるかなと探してみたのですが…無しガーン

(細かったり太かったり…)



この時点で、新しく買い足しても良かったかもしれませんが、


初めての作業を、初めての筆で、慣れないまま書くのも不安だったので、



その年は結局、


手持ちの中の、お稽古の賞状書きで使用していた筆を使うことにしました鉛筆





墨に関しては、


やはりこちらも、本当は手磨りするべき?と思ったのですが、


調べてみると、賞状書き用の墨汁があるとのことで、


こちらはすんなり、書道用具屋さんで購入して対応することにパー






そして一番問題だったのは、ライトテーブルですね汗


これは筆耕の必需品なんだろうなぁと、


買うのか?買わないのか?だいぶ悩みましたが、




ふと気付いたのは、


ウチのリビングのテーブルは、ガラス製雪の結晶



下から灯りを照らせば、


即席ライトテーブルになるではないか!!(ちょっと不恰好だけどゲラゲラ汗





この時点では、


今回の筆耕に関して、私はあくまでピンチヒッターのつもりでいたので、


ライトテーブルほどの大物を買い揃える決心がなかなか…汗


悩みましたが、今回はこの原始的なやり方でやってみようということで、

(結局4年経っても、この手法でやってる現実チュー


思いがけず、ライトテーブル問題解決⁉︎







それでやっと!!!


本当に、作業の方に入ります鉛筆




最初はベース作り、本文書きから。


こちらの学校さんは、


主題→『卒業証書』

生徒名欄(この時点では空欄)

生年月日欄(数字は後入れ)

本題→『ここに卒業を証します』〜という文

卒業式日

学校名と校長名

卒業番号欄(数字は後入れ)


これらを、A4サイズに割付けしますサーチ




揮毫初年は、もう右も左も分からない状態だったので、


頂いた前年度の卒業証書をとにかくあせる


割付け、文字の大きさ、つぶし方、何なら先生の書体の雰囲気まで、


そっくり真似をして、ガチガチのひな形を作成鉛筆



この上に用紙を被せ、


下から灯りを照らして、筆で書いていくという手法をとりましたパー




完璧なひな形さえ出来てしまえば、


あとは書くだけ〜なんて簡単に考えていましたが、


いやいや、本番はここからでガーン




誤字はもちろん、緊張で手が震えて線が曲がったり、


筆の処理、墨継ぎが上手くいかなかったり、



上手くいったと思ったら、手を滑らせて筆がコロコロ〜うずまき 


そして、乾いていない墨がスーッと…ガーン




字の下手さに目をつぶっても、それ以外でダメになることも多く、


虚しく紙が消費されていくばかり。。。





幸い紙と時間は、余裕を持って頂いていたので、


もうとにかく枚数を書いて書いてあせる



最終的には、その中から一番良いものを選んで、学校の方へ提出しましたパー





先生にお渡しした時、大変喜んでいただき、


そのお顔を見て、とりあえず私もホッとはしましたが、

 


ただ、卒業証書はこれで終わりではありませんあせる



肝心の名入れが待っていますガーン




その様子は…また次回に持ち越しますパー







珀露