こんにちは。
書活中の小倉珀露です。
夏休み前最後の授業は、4年生のクラスでした
職員室で待機していると、
2人の生徒さんが迎えにきてくださり、3人で教室へ
この日は、授業前に先生と打ち合わせをする時間がなかったので、
教室に行きながら「今日の授業は、何を書くって先生言ってたかな?」と尋ねてみると、
「雲です」と生徒さん。
「初めて書く?」
「二回目です。」
生徒さん達が授業内容をよく把握してくれていたおかげで、
私も心の準備が出来たのでした
準備万端な4年生に迎えられ、早速授業がスタート
黒板に大きく書かれた『雲』の字を指して、
先生から書き順や文字のつくりについて説明があり、
その後私に「書く上でコツなど何かありますか?」と問われたので、
通常の“雨”と部首(あめかんむり)になった時の“雨”の形が違うこと、
“云”は、三角目を少し右上がりに書き、最後の点で下を揃えるようにすること、
そんなことをお話させていただきました
練習が始まり、何人か気になったのは文字のバランス
どちらかというと、あめかんむりが大きくなってしまい、
下の“云”が潰れてしまう人が見られました
そこで、どうしてあめかんむりが大きくなってしまうかアドバイス(構えが大きかったり、中心の縦線が長かったり…)をしてみると、
「あー」と気づいた様子。
その後は、半紙の真ん中に綺麗に収まった“雲”が書けていたので、良かったです
4年生は人数が多いので、他のクラスと比べるとだいぶ密集感があり、
お習字の時間ではさらに、床に書き終わった半紙を並べていくので、
空きスペースを探しながら教室回ることになる中、
授業の後半になると「お願いしまーす」と、作品の選び出しを頼まれることが多くなるため、
声をかけてもらえるのはもちろん嬉しいのですが、
「ちょっと待ってねー」と、大股で教室の端から端を歩かなければならないのが、
ちょっと大変なところです
珀露