こんにちは。
書活中の小倉珀露です。
自粛が緩和され、日常が戻ってくるのかと思っていたら、
家の中でも外でも、自粛中とあまり変わらない生活が続いていて、
まだまだ気を緩められない状況なのだと、皆が自覚していることが分かります
昨日、数ヶ月ぶりにハンドソープ(それもボトルの方)が買えて、
ちょっと感動していました(笑)
必要なものが必要な人に滞りなく行き渡る生活になるには、
もう少し時間がかかるのかなと思います
3月から家でのお稽古がメインになり、
3ヵ月間、家で課題を書き、提出→添削→取りに行くというスタイルで過ごしました
先生から添削されて戻ってくる課題はいつも真っ赤っかで、
毎回きちんと見てくださっていることが分かって有難いことでした。
通常のお稽古スタイルだと、教室で書いてそのまま添削となり、
先生は「ここをこうして…」などと、実際に筆を動かしながら指導してくださいます。
それが今回の期間は、それが全く無しの状態
私の筆の運び方が良いのか悪いのか判断する材料が、
毎週返却されてくる課題に添えられた文字だけということで、
この期間は、その書かれた言葉を何度も何度も読み返しました
先生はどういう意図でこう書いたのか。
ここはこう解釈していいのか。
自分なりに理解したつもりで、次直して書いたつもりが、
また同じことを指摘されて戻ってきて「あぁ違うのか」と。
自分の学びが、
いかに言葉や動きに助けられてきていたことを改めて自覚した期間でした
添削された課題が戻ってくる時は、
どんなことを書かれて戻ってくるのか、指摘通りに書けたのか、
毎回、子供の頃のテスト結果を待っている感覚で、無駄にドキドキしましたね(笑)
もしかしたら、
学校が休みで、ずっとお家で宿題に取り組んでいた学生の皆さんも、
同じような気持ちだったかもしれません
来月からお稽古は、通常スタイルに戻るそうです
自粛中得た気付きをも糧にして、過ごしていきたいですね
珀露