わたしは、東洋医学のかっさセラピストですが、会社員でもあります。

むしろ、正社員で病院で働いているのでその時間の方が長いんですね。

病院では、医療コーディネーターと美容皮膚科カウンセラーという職種に就いていて、

美容カウンセラーとは、医師と患者様の橋渡し役で美容でお悩みの方の相談に乗り、アドバイスをして、予算に合わせて治療計画を立てます。
ちなみに、どんなお悩みが多いのかというと、
シミを取りたいです!
黒子を取りたいです!
シワをなくしたいです!
たるみを改善したいです!
脱毛したいです!
などなど、女性に限らず幅広い層の患者様の担当をしています。

医療コーディネーターは、というと。
ある特定のお悩みをお持ちの方のカウンセリングを行います。
医師の診察の前に時間をかけて、患者様の症状を具体的に伺います。
診察後、検査の説明や治療の説明、費用の提示や治療後のQOL(←生活の質)のレベルの説明など、医師が説明を一通り行って、その後のフォローをしていきます。
役割は、安心感を持っていただけること。治療に進んでいく患者様やご家族の相談役です。



夏期休暇明けの先日は、いきなりの猛ダッシュ、フルスロットルが必要なくらい多くの患者様が来院されました。
カウンセラー仲間は有給と合わせて、まだお休みが続く中
わたしは、医療コーディネーターでの予約枠と美容カウンセラーでの予約枠が全て埋まるという。。。


9時から1時間ごとにカウンセリング予約が二名。
二名を二つの部屋に通して、行ったり来たりすることはいつものことで問題ないのですが
それが勤務時間全て埋まっているのは初体験・・。
美容の治療まで進んでいくと、時間はずれ込んでいくし、
医療コーディネーターとしての仕事は、手術の流れまでのカウンセリングとなると
とてもナーバスで時間がかかります。
だから、美容カウンセラーのテンションで手術前のカンセリングはできないんです。
一方、美容は自由診療なので、綺麗にするために来ています。当たり前だけど、意気込みが違うんですね。10割負担となると。


1日で15人以上の患者様のお話を伺っていると
美容治療と病気治療。
真逆の世界を行ったり来たりするわけですが、時々、自分が今何をしているのか分からなくなっちゃう時があります。患者様ごとにスイッチを切り替えてやっていくと患者様の同時進行が5名を超えると????誤作動を起こしそうになりました。

そんな時、行ったのが「無の時間」を数十秒でもいいから作ること。

仲間に
カウンセリングが続いて、頭が整理できないからお水飲んでくる!
伝えて、休憩室のクーラーつけて、涼しくなるのを待つ。
冷蔵庫にお中元で頂いたフルーツゼリーの中から、ぶどう味を選んで、椅子に座って一口。
ふぅ。
冷たくて美味しい。
夜ご飯、何作ろうかな。
冷蔵庫の中に何があったかな。
!!!!!
リフレッシュ完了。
復活!!!!!
一旦、その場から離れて、身体も頭もカラにするとまたフルスロットルで仕事ができる。
時間にすると、1分くらい。
でも、この時間が直感が冴えるためには必要で、仕事がスムーズになります。

仲間のサポートをかりながら、なんとか業務を終えてその日は終えました。
みんなで掃除して、電源も切って、院内確認もトリプルチェックまでしたので完璧です。


ところが、次の日の朝のミーティングで院長から
「昨日は空調の電源が付いたままでした」
と指摘を受け、
あれ?全部消したはずなのにな???
となる訳です。
原因は
最後に着替えた人が空調を付けて、消し忘れ。たしかに見回りの時は消えていて、業務を終えて着替える時に暑いから空調を付けた。それを消し忘れた。

これって、あれだけみんなで見回りしてチェックしていても結果として空調が付いていれば、チェックしていないのと同じなんですよね。
時間も体力も使って動いても、無意味になってしまう。

あ〜〜、この現象はいまの私の働き方に出ているなって感じました。
東洋医学かっさセラピストとしても同じです。

やるべきことは必死にやる。
最後までやったつもりでいる。
あと一歩が中途半端で、結果がついてこない。

あと一歩が抜けて何もしていないのと同じこと。最後の最後に甘さが出る。
1人では完璧な仕事はできなくて、声かけをしてみんなで協力することをしていれば結果は違ったなと。

よし!頑張るぞ!
頑張ろう!!!!!