青山サロン、パールの猪本節子です。
昨夜は、十五夜 すっかり秋ですね
私の尊敬する経営者の方は、
お話の最後に「親を思いやっていますか」
といわれます。
それまでは目標設定の大切さや肯定的な思考法とかビジネスに直結する前向きな話題が中心なのですが。
人生をよりよいものにするためにはやはり
「明るさ、謙虚さそして思いやりです」
そして何よりもまず自分を大切にし、つぎに親を大切にすることだと教えていただいています。
「親を大切にする、親への思いやり」
と締めくくられるのではっとすることがよくあります。
思いやりってなんだろうとあらためて考えてみました。
たとえば思いやりといたわりは似ていますが違います。
辞書によると、思いやるとは気を遣ったり同情したりすることで、いたわるとは思いやりの気持ちで接する、大事にするとありました。
なるほどいたわりは目に見える行動を伴いますが、思いやりは目には見えないもの。
だからこそ自分は充分いたわっているように思ってていても、実は、そこに思いやりが無いという場合が起こりえるのですね。
そんないつわりのいたわりはないでしょうが、たとえば親の介護がいつのまにか義務感からになってしまうというのは現実的に聞くおはなしです。
私も親のことはいつも気遣い、「いたわって」いると思っていました。
しかし、親はいつまでも元気でいるものだと思っていても、いつの間にか老いてひとつひとつ以前できていたことが、できなくなっていくようにおもいます。
そういう親に接するとき、あ〜歳を重ねるというのはこういうことなのかということを「思いやる」ことをおろそかにしていなかったか?
と自問してしまいます。
「親孝行したいときには親はなし」というこ言葉もあります。
今一度自分のなかの思いやりのこころを確認してみたいなとふと考えさせられた夜でした
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