マイファミリー
キャストの皆様、スタッフの皆様お疲れ様でした〜!
ここ最近見たドラマで1番の面白さでした。
こんなに連続ドラマを楽しんだのは久々な気がします。
ありがとうございました。
どこかにも書いたことがあるかもしれませんが、
連続ドラマの醍醐味は「1週間待つの無理ぃ楽しみすぎるぅ」ってなるところと、物語として総計して9時間くらいある、というところだと思っています。
マイファミリーはその醍醐味を思う存分に感じられては、
夢中にさせる展開と構成がとっても良かったです。
1話が始まるまでは「友果ちゃん誘拐の犯人は誰だ〜(泣)」みたいな感じだったけれど、
今となってはほんの1ピースと言いますか。
第一部みたいな感じでしたね。
観るごとに気になることが増えて、色々な事件が起きていく。
その中で、人と人との関係性が変わっていったり
社会と関係が変わっていったり。
それをあの演出と脚本とあの芝居で描いているんですよね。
構成、芝居共に秀逸だったように思います。
友達と、「犯人誰だろうね」「マイファミリーめちゃくちゃ面白いね」ってたくさん話せたことがとても嬉しかったです。
家族はもちろん、会社、友達、という関係の中、
私たちは1人で生きているわけではなくて。
近くにいる大切な人に対して、「大切」だと気付けることはとても尊いことなのだと思います。
ただ、当たり前のように同じ時間を過ごして、当たり前のように笑ったり怒ったり泣いたりできることは
この広い世界で出会えたからなんだよなあ、と。
そんな"当たり前"の有り難みみたいなものを
この先ずっと見失わずに生きたいです。
でも、見失ってしまうことって多分誰にでもあって。
些細なことで怒ってしまったり、うまく噛み合わなくてチグハグすることもあるかもしれない、むしろそういうことがあるのがきっと普通なのに、
それを誤魔化そうとして逃げ続けたら些細だったはずのことがそうじゃなくなってしまった、
吉乃にとってはそういうことだったのではないかなあと思います。
正直、見ている私は「たかがそれで?」って思いました。
「えっ、原因不倫なの?」って。
私は色々な家族の形が出てきたので、"血のつながらない親子"とか出てくるんじゃないかなあ、と企んでいたんですよね。
だからなおさら結局ただの不倫なの?みたいな。笑
でも世の中よく考えると、そんな"たかが"に溢れてますよね。
第三者から見ると大体それですよね。
当人にとっては"たかが"じゃないから、事件は起きてしまう。
例えば、電車で自分の気に食わないことをされて叫んでしまう人がいて、
そういう人のせいで電車が遅れて何万人に影響を与える、なんて言うのと同じですよね。
叫んでしまった人にとっては"たかが"で済ますことができなかったから、叫んでしまったわけですよね。
叫んだその瞬間はそれが何万人に影響を与えることになるなんて思考には至ってないですよねきっと、っていうのと同じですよね。
そんなようなニュース、しょっちゅう見ますよね。
私たちからすると「たかがそれで?」みたいな事件や事故のニュース。
という面において、現実の世界だなあ、と思いました。
ドラマはどこかイベント性があって(?)
綺麗事を描いた方が見やすかったりしますが、そんなことないドラマもたくさんあります。
「マイファミリー」はちゃんとこの世界で着地するように色んなところのセリフや展開を作っていたような気がします。
思い通りに行かなくて、孤独を感じやすい世の中だけど、"本当にそう?"みたいな。
"何か大切なこと取りこぼしてない?"って。
そういうことを感じて欲しくて、
「ノンストップファミリーエンターテイメント」と名を付けたんだろうなと思いました。
始まるまでは「ノンストップファミリーエンターテイメント、、?」と思いましたが、始まってみたら本当にノンストップでファミリーなエンターテイメントでした。
ちょっとここ最近色んなことに気を取られていて、まともな感想なんて何一つ書けていませんが、
ちゃんとした感想はちゃんと語彙力がある皆さんが書いてくださってると思うので私はこれにて失礼します。
所詮私は最高!とかしか言えないしがないオタクなので。
あとは人間、本当に面白かったなあ!と思うと「面白かったなあ!」としか言えないんですよね。
書き出そうとするとありすぎるから、
書くことを諦めてしまうくらい「面白かった」です。
「マイファミリー」、本当にとても素敵な作品でした。
私も、今繋がっている家族や友人などを大切に、
怖がらずに生きていきたいと思います。