先日書いたこちらの記事の続きです
お前は何の価値を提供できるんだ!ではなくて・・・
組織の長が、各人が「自発的に」これらのことを考えたうえで、ビジョンに向かって
前向きに進めるためには何をすべきか・・・。
それは、もちろんいろいろあるのですがやっぱり大切なのは、
「ビジョンの共有」です。
今日もたまたま上司と話をしていて、
部門運営がうまくいっていないのはどうしてだろう?と相談され、
このあたりについて議論をしていました。
組織によってカラーがあると思いますが、うちの部門のマネジメント層は
指示が細かすぎる&先手打ちすぎるところがあるんですね。
上司自身も「やっぱりちょっと口出ししすぎだよね・・・」と言っておられました。
で、ついつい
「何の価値を提供できるんだ?言ってみろ」
「え?そんなことを価値だと思ってんのか。お前くらいなら本来このくらいはやれるべきで云々」
「そもそも うんたら」
というようなことになってしまっているようです。
自分自身が属している組織や、社会に対してどんな価値を提供できるのか、
これは本来、本人が自発的に自然に考えるべきこと。
組織の長は、プロセスや心構えを長々と語るのではなく、
組織のゴールを明確にし、ゴールに到達したときの情景(ビジョン)を
メンバーと共有することに時間をかける。
そこに時間をかけたあとは、
・周りを信じる
・自分を信じる
・目的を信じる
つまり、任せた相手の力、任せた自分の力、お互いが向かうゴールを信じる。
信じて待つこと。
んー、組織育ても、じつは子育てと同じなのかもしれませんね