「冷静さとは、事実の検証能力よ」
(この時、主観的感情は横に置くこと)
そう言う奥様の好物(飲料)は、
コカ・コーラと朱色のロシアンティー。
これを毎日ガブガブ飲む。
オリンピックを楽しんではいるが、
応援している国が負けてしまうと
どうしようもなく不機嫌になる。
【柔道 81キロ級 決勝】
この東京オリンピックの為に、
イランからモンゴルへ国籍を変更して、
東京へやって来たと言うモラエイ選手。
私は彼も何も柔道自体、初めて観るので
当然彼の事情や背景を全く知らないのだが…
惜しくも永瀬選手に敗れてしまった
モラエイ選手に、男の静かな哀愁を感じた。
銀メダリストとは、三色のメダルの中で
最も切なく複雑な色ではないかと思う。
金と銅と違い
唯一、最後の試合で負けて終わるのだから…
なんてオリンピックを初めて観る素人ながらに銀メダリストの心情を慮る。
メダルの数や結果なんか、
後から記録見りゃ分かるもんだが
こういう言語化できない様な瞬間を
目撃し記憶に残す事こそ
オリンピックの醍醐味ではないか?
冷酷でありながら感受性豊かな奥様は
記録よりも記憶に残る瞬間を
より多く目撃したがっている。
我がポリシー「パッケージより中身を見る」
ホームズ的には「全体の印象よりもディテールを見ろ」って訳だ。
現在、この【祭りのなか】
確かに日本が明るくなっている
(部分がある)
そこにいて既に【祭りのあと】
また暗く沈む我が国民達を憂い始めている。
それは私自身がワールドカップ・ロシア大会で経験済みだから(現在進行形)だ。
憂いていても始まらん。
始まりゃ終わるんだ。
報道もされない様々な思いを抱えて
我が国へやって来てくれた外国人選手達へ
今日も心からの感謝と敬愛を込めて。
さようなら!