滞在期間すべて雨予報!どうなる?沖縄旅行記⑦
2024年11月
OKINAWA旅行記⑦
【BOAT TRIP】
3日目の朝は早朝5時起き。
今日は16年ぶりに大切な場所に向かう特別な日。
空には夜の深い碧色から少しずつ紫色のグラデーションが広がり、朝色に少しずつ変化するのを見守りながら、高鳴る気持ちを抑えきれなかった。

「とまりん」は那覇にある、本島と離島を結ぶ船舶が発着する泊港にある旅客ターミナルビル。そこから朝9時出発の『フェリー座間味』という大型フェリーに乗船し、片道1時間半の船の旅が始まろうとしていた。『フェリー座間味』の他に『クイーン座間味』という高速船もあり、それに乗れれば約50分で到着するのだが、ちょうどこの時期エンジントラブルで運休になっていた。この便を逃したら現地に滞在する時間はなくなってしまう。
飛行機同様、絶対に遅刻できなかった。
気合を入れた甲斐があって8時過ぎには無事に『とまりん』に到着したので、港でゆっくり朝食を食べることが出来た。
今回、行先での滞在時間はわすが5時間。
食事を取る時間などもちろんない。取るつもりもない。なのでここでの朝食のあとは夕飯まで食べる事が出来ないので、しっかり腹ごしらえをした。
車の揺れや移動で、ランチBOXの中は想像以上にシェイクされていたが、美味しいもの同士が混ざれば美味しいのだ。
これでいいのだ。明日は同じレストランで出来たての朝食を食べられるのだから、アウトドアバージョンを存分に味わっておこう。
冷めてしまったけど、coffeeもテイクアウトできたので本当にありがたかった。どんな時でもcoffeeを飲まないと1日が始められない。
無事にフェリーに乗り込み、ホッと胸を撫で下ろし甲板に出てみると、船の玄関口にはまたしても大きな大きな虹が2重に架かっていた。沖縄の空に『いってらっしゃい』と言ってもらえているような気がした。

旅行好きな家の子な娘は、マイカー、電車、高速バス、新幹線、飛行機とひと通りの交通手段を体験してきたが、船の旅は初めてだった。船は時間がかかるけれど、渋滞がない。
穏やかな揺れや波の振動、海の色のグラデーション、波に反射する太陽の光、波の音、潮風の音やゆらめきなどを五感で感じることができる。沖縄の海を滑る船の旅は、ご褒美を焦らされるようなわくわくする時間だった。



もうすぐ。
もうすぐ。
懐かしいあの島へ。
夢にまでみたあの海へ。
聖地『阿嘉島』へ。
つづく
#今年はたくさん早起きしました
#早朝3時4時起き当たり前
#ランチBOXのサービスは本当に感謝
#やっぱり最高のホテルです
#船の旅はロマンチック
#フェリー座間味で1時間半
#クイーン座間味だと50分
#はじめてのフェリー座間味
#広くて涼しくて快適でした
#いよいよ慶良間諸島へ