今朝、借りていた器を返却しに実家へいった。
ちょうど朝食を食べ終えたところだったようで
父が食卓から出てきた。
最近はめっきり冷え込んできたので
朝起きるのも遅くなった父。
でも朝食の時間にはちゃんと起きて食事しているのはえらい!
ただ・・・・
食事を終えるとまたベットへもぐりこんでしまう。
なんとかしたいけど 起きていてやることもなくて
寒いから・・・って感じみたい。
今日はベットに潜り込む前の父に会ったので
少し話しかけてみた。
「最近寒いよね」
「どう?調子は?」
話しかけると言ってもそんなつまんないことしか言えない娘。
「どうもこうもない」
「なんだかあたまがぼーっとして・・・・」
「なにもわからない」
「もやもやする。考えられない」
ぶつぶついいながら家の中をうろうろしていた。
あ・・・今日は意外にはっきりしている。そう思った。
自分の頭の中の状態をちゃんとわかっている発言にきこえた。
以前の父の姿を垣間見た。
少し苛立ち気味 なんだかもやもやしているけど
どうにもならない。何故だ?
「なんでこんなことになったんだ」とぶつぶつ、ぶつぶつ。
やっぱり認知症って病気なんだな。
自分がそうなりたくてなったわけじゃない。
お父さんは病気を患っているんだ。
わかりきったことだけど改めてそう思った。
ふと、自分の状態を感じて不安そうな表情を見せた父。
もし自分だったら。
もし自分がそんな状態になったら。
想像しただけで辛くなる。
いや想像すると怖い。
よく
認知症になった本人はもうわからないけど、まわりは大変だよね
って言葉きくことあるし私もそう思っていたけど。
もしかしたら そんなことないのかも。
はっと 我に返る瞬間ってあるのかも。
一番つらくて大変なのは本人。
もやもやした気持ちをかかえたまま
父はまたベットにもぐりこんでしまった。