昨日、何を思ったか、息子が帰って来る前にお風呂の排水口の掃除をしようと思い立ち、髪の毛とか、石鹸カスでヌルヌルした排水口ネットを外して、中を覗き込み、ブラシで洗い出した。
ホントに排水口の中ってヘドロだなぁ、と思う。うちは一階だから、上からの汚れも全てここに溜まる。
それで2階の人がお風呂のお湯を流し始めると部屋の中にヘドロ臭い臭いが立ち込める。
上に住んでるのがベトナム人なので、きっと排水口の掃除とかしないから、油も流して来るし、よく詰まらせる。
でも、彼らにはそんな掃除の習慣はないし。無理だよね。結局、詰まるのは一階の私のとこだし。
だから、貴方のとこの排水口、掃除してますか?って言いたいけど、無駄。
仕方なく、臭いし、こっちが流れなくなるのも嫌なので掃除してる。
でも、いっそプラス思考で掃除したら気持ちも晴れるってもんだ、と思って始めたら、あろうことが
なんと、排水口の中身を全て出して、ハイターに漬け込んで消毒している時に、上からお風呂の栓が転がって来て、開け放した排水口の中にポト
お風呂の栓がなくなった〜、しかも、自分から飛び込んで行った〜
アンタ、まだ若すぎるよ、とかそんな問題ではなく、排水口に飛び込むなんて、まさかの🙈
そして、どこまで転がったか、わからないくらいまで行ってしまい、見えないし、菜箸を突っ込んでみたけど、触らないのでもう、大きな穴にまで到達してしまったのだろうと思われた。
大家さんに訳を話して、詰まらないですかねぇ、と訊いたら、もうきっと大きな穴に落ちてしまったから大丈夫だろうけど、お風呂の栓は買わなきゃねぇ、お湯を溜められないし、と言われ、あっ、大丈夫です。内径を測って買って来ますと私は気丈にも応えて、突然大掛かりな排水口掃除とか思いついたから、こんなことになっちゃったんだ、としょんぼりしながら近くのイオンに電話。
お風呂の栓売ってますか〜、と尋ねてオッケーだったので帰って来た息子に訳を話して入れ替わりに私が自転車で走ることに。
イオンに入ると、向こうから歩いて来るお客様の女性が嫌に精神を病んでいる感じがする。
なんと言うのか、影を背負ってる。闇を抱えて歩いていると言っても過言ではないほど。
良くない霊に取り憑かれてる感じ。
身体はとてつもなく細いし、拒食を患っているなぁとわかる。
それでも何か食べたくなると
こうしてスーパーを覗いて歩くのだろう。
辛いなぁ。
食べたいものを普通に食べて、普通に咀嚼する私は幸せだなぁ。
特にこだわりもなければ、食べたい時に食べたいものを食べる。
そんなことを思って歩いていたら、今度はとても暗い、闇を背負った感じのカップルが前から来て、左を通り過ぎる時にハッとした。
彼女が彼を左手で引っ張る様に歩いていたが、その右手のシャツは膝まで捲り上げていて、リストカットの跡が数本あり、その中の新しい傷はかなり深くまでパックリ切っており、それが開いていて生々しい。
彼女、サウスポーなんだな、と思ったが、そこではない。
この彼女、まぁ、リスカする人は人に見て欲しくてやるので、わざと前に突き出す様に、試し傷が横に何本も並んでいる右手の前腕を出して見せてけているのだろうけど、一緒に後ろから引っ張って行かれてる彼氏はどんなに嫌な目に晒されてることだろう。
この男のせいで、私はリスカしてる、と言いたいのだろうけど、彼の気持ちになると、とても寒くなる。
でも彼女はそんな思いやりなんかないだろう。もう、今は自分を見て見てとテンションも高いから。
何故、こんな世の中の暗闇にばかり私の視線が止まるのだろうと、不思議だけど。
その後、息子にイオンに行くのならオヤツにケンタッキーでバーガー買って来て欲しいとお金を預かったせいでフードコートにも行った。
そこのフードコートで、また驚いた。
座敷になってるところで一家全員晩御飯をファーストフード的なもので済ませている。
子供が3人。1人はまだ、赤ちゃんで畳にゴロンと無防備に寝かされている。
それをお父ちゃんが足で揺すって相手しながらスマホに夢中。
誰も赤ちゃんに話しかけないし、みんな別々からスマホに夢中。
つまり、みんな自分勝手な、そんな夕食をまるで我が家にいるみたいに、フードコートで済ましていることが日常化してる感じ。
えっ、せめて子供が小さい時ぐらいご飯作ってあげたら?
こんなファーストフード店で夕飯済ます作っって、どんだけ、生活を大切にしていないんだよ、とついつい思ってしまった。
たまにスピリチュアル関係の催しに行くと、生活を大切にすることが大事なんだと唱える人も多く、玄米を食べましょうとか、無農薬野菜作ってます、とか、聞くのだけれど、家庭が機能していないことが一番ヤバいのかもしれない。
食べ物を大切に、そして食事を大事なコミュニケーションの場として、生まれて来た赤ちゃんにも教えてあげられるのが夕飯じゃないのかなぁ?
それを家族が機能しなくなってる、いわゆる、機能不全な家族だから、さっき見た拒食症の人や、リストカットの人が増えてしまうのではないのかと悲しくなった。
コミュニケーションってかなり大事で、私はそれがあるので、夕飯は必ず息子と顔を合わせて食べることにしている。
その日にあったこと、今日思ったこと、アンタならどう思う❓ってことを話す。
たった2人の家族だし。
看護師として小児精神神経科病棟で勤めていた時に、拒食症の女の子とか見ていると私が泣きそうな気分になった。
自分は食べないのだけど、他の幼児が食べているのを見て、口だけ動かしていた。
食べたいのに我慢してるのね、とても痩せ細って、それなのに夕飯は食べずに走り回ってダイエット運動を繰り返す。
何故そんなに自分を痛めつけたいの?
私には身体が悲鳴をあげているとしか思えないのに。
トイレに行ったと思ったら、喉に手を突っ込んで吐いていて、後に壁に血を擦り付けた跡が残っていて、あなたを私でよかったら、抱きしめてあげたい、と思ったことがある。
痛々し過ぎて、耐え難い。
日本を見ていて憂うこと、ってタイトルだったので、ちょっと痛々しいけど、生々しいけど、そんな中でも生きている私は、自分の魂レベルで何を感じるだろう、と考えた。
何故、私がナースを辞めて占い師になりたかったか、と言うと、誰かを救いたかったから。
もうそれだけに尽きる。
強いて言えば、こんなに病的になってしまった世の中を、確かに自分一人でなんて何にも出来ないかも知れない、だけど、力を貸すことができて、今幸せだと実感できない方たちにも、心の幸せを見せてあげられたら、って思った。
お風呂の栓が排水口に落ちてしまったせいで、昨日は日本の縮図みたいなものを見せられた気がする。
それは私の守護霊様からのメッセージなのかも知れない。
こんな問題から、決して目を背けてはならないよ、と言う。
そうだね、一人でも多く、笑顔になれる社会を作って行けたら、それが私の願い。
笑顔ってキラキラ輝くからね、周りにもそれは波及して行く。
そんな日本に戻る様に、願いを込めて今日も頑張って行こう
たった一人では難しいことも、仲間を作って、考えて、何とかやってみよう
そう言う気持ちを新たにしましたね、昨日は。