私が子供の頃、何度も読んだ本はもちもちの木ですねぇ。
まめ太は臆病な男の子だったから、おじいさんと2人で住んでいたが、夜中にトイレに行きたくなると必ずおじいさんを起こしてた。
面倒だったけど、まめ太に布団にオネショされるよりはマシだとおじいさんは起きて、一緒にトイレに行ってあげていた。
そんなある夜、おじいさんが夜中に急病になって痛みで唸っていた。
確かそんな感じ。
すると、まめ太は山を1人で降りて、夜道が怖いのも忘れて、医者を呼びに行った。
もう、自分なんてどうでもよかったんだな。
優しい大切なおじいさんを助けたい一心でまめ太は1人で山を駆け降りて、怖いと怖気付くこともなく、医者を連れて来たのだ。
おじいさんは回復して、この子はいざとなったら出来る子だと思っていたのだが、おじいさんが元気になると、また、怖がりな子供に戻ったと言うことだ。
そう言う、勇気の物語をホントに何度も読んだなぁ。
感動したなぁ。
夜中に走っていた時に、勇敢な子だけに見えるモチノキの間から光がキラキラしている様子が、実はまめ太には見えたのだ。まるで火がついているかのような美しい灯りが。
でも、もうまめ太は昔のまめ太に戻ってしまって、1人でトイレにも行かなくなってしまった。
誰かのためになら出来るんだよね。
素晴らしい勇気の物語👍
何度も読み返したなぁ。