今日は桃太郎の心理療法の日。
じいちゃんのバタバタがあったから、8月はまだ一度も来ていなかった。
「お母さん、今日はたくさん話す事があるんだろ�」
そう言ってセラピー室に入って行った桃太郎。
心理の先生は心配していた。
じいちゃんが亡くなる事で桃太郎が鬱にならないか、また自立してない元旦那が自殺したくならないか、など。
だけど、何とか私がサポートして、どちらも大丈夫だった。
とりあえずは良かった。
後はいろんな事が有りすぎてすっかり疲れてしまった私を誰がサポートしてくれるのか�
だけど、これはもう無理っぽいから、自浄するしかないのかなぁ
少しずつ秋に近付きつつある空を病院の屋上から眺めながら、今年の夏はかなり厳しかったと振り返る私だった。
